5号館を出て

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昨日よりさらに冷えました

 昨日の夜はあれからさらに冷えて、最終的には10時39分に最低気温のマイナス6.1℃を記録しています。

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 その後、今日になってさらに冷え込み、今朝の3時54分に今日の最低気温マイナス6.8℃が記録されています。

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 そこを寒さの底にして、今日になって少し気温は上がり、昼過ぎに最高気温がマイナス2.5℃まで上がり、その後はまた下がってきています。

 午後7時、8時は昨日よりも気温が低くなってきていますので、このままさらに最低気温を更新するのか、それとも少しは暖かくなるのか明日になってみないとわかりません。天気予報としてはちょっとだけ気温は上がりそうだと言っていますが、そのかわり雪が降るのだそうで昨日から今日にはまったく降らなかった東区も明日の朝は「ひさしぶりに本格的な雪かきが必要になるでしょう」ということだそうです(涙)。

 そういえば、今回の積雪の写真がなかったような気がしますのでお見せしておきますが、アメダスのとおりだいたい1センチくらいの積雪のまま、今日は積雪が増えもせず、かといってとけもせずの一日でした。

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 同じ時間帯に撮った東の空ですが、水平に数層重なった不思議な雲がありました。

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 今朝も日の出前はぼんやりと赤みを帯びていましたが、雲もなく、今日の日中はそのまま日照のある一日となりました。

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 これは朝のうちに東側の窓に差し込んできた光が作っていたシルエットです。

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 ここのところ、西浦さんの本と並行してこれを読んでいます。

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 今日はいよいよ日本人の起源に迫るところにさしかかってきました。おそらく中国から台湾にわたった人類が我々の最初の祖先ということになりそうです。

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 古代人の骨からとったDNAで人類の歴史をさぐるという本ですが、骨の化石と遺跡・遺物から推測していた旧人類が滅び、新人類がそれにとって変わるという過去の人類の歴史観はガラガラとくずれ、基本的に旧人類は新人類と交雑することで見た目(骨格の特徴など)では消失したものの、DNAの中にはしっかりと交雑の歴史が記録されており、結局は置き換わりではなく人類は交雑しながら進化して現在に至ったという図式になるようです。

 新型コロナにしても人類の進化にしても、遺伝子であるRNAやDNAを直接に観測することができるようになって、ウイルスやヒトの繁殖過程を直接に判断できるようになってきていますので、ウイルスやヒトがいつどこからやってきたかということがはっきりと証明できるようになってきていますので、勝手気ままに作り上げた物語を主張してもなんの説得力もない時代になってきています。

 そのように科学がはっきりとウイルスやヒトの過去の動きを明らかにできる時代になっていますので、今後どうなるかということに関しても同じ科学的解析法でかなり正確に予測することもできるようになっています。

 ですから「人の動きがウイルスの感染を拡げるエビデンスはない」などという非科学的な言辞を弄しても、近い将来に破綻して恥ずかしい思いをすることになるのは明らかだということをなるべく早い時期に学んだほうよいと思うのです。

 そうそう、その「エビデンス」のために重要なのは誰にも操作できない「データ」なのですが、NHKは新型コロナウイルス感染関係のデータを公開してくれることになりました。

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 このデータを使える人は誰でも、自分なりのウイルス感染に関する解析をすることができるということで、市民が誰でもウイルス対策の議論に参加できるという素晴らしい時代になってきたと思います。

 こうなってくると、科学を知らない政治家などはもっとも恥ずかしい位置に追いやられかねません。科学は市民に力を与えてくれ、無知な政治家からは権力を奪ってくれるようになると痛快ですね。

 せっかく与えられた力を使わない手はないですよね。









by STOCHINAI | 2020-12-15 21:33 | 札幌・北海道 | Comments(0)

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