2020年 12月 21日
冬至
あっという間に冬至になりました。








今朝の東の空の様子です。

かなり南寄りの東の空が明るくなっていますが、太陽はまだ昇ってきません。今日は冬至ですが、日の出の時間は年が明けるまではさらに遅くなります。日の入りの時間はもうすでにだんだんと遅くなってきています。とはいえ、冬至の今日が一年で一番日中の時間が短い日であることは間違いありません。
この図では12月22日頃となっていますが、今年は12月21日ということです。候は第六十四「なつかれくさしょうず 乃東生」です。

地平線の近くを拡大してみます。

真正面の家の左下が赤く染まっています。右側はまぶしく照らされています。この間くらいのところから太陽が登ってくるのだろうと思います。
冬至と夏至、そしてそのあいだの春分と秋分の地平線と太陽の動きを模式的に描いた図がこちらです。

冬至の太陽は地平線から遅く登ってきて、早く地平線に隠れてしまうので日中の時間が短いのです。夏至はその逆ですね。この図から太陽が地平線から出てくる場所が冬至ではもっとも南側に寄っており、夏至ではもっとも北側から出てくることもわかります。今日の太陽の位置が太陽がもっとも南側に近いということが上の写真でもこの図でもわかります。
さて雪ですが、昨日の日中に激しく降ったあとは、今朝までほとんど降っていなかったようです。
昨日の朝に餌をやったあと放置してあった給餌台にはこんもりと雪が積もって、もちろん中に餌はほとんどないと思われ、スズメも頑張って掘り出そうとは思わない状況だったようです。

昨日の午前中の東区の雪の様子が今朝発表になっています。

私が朝の除雪をいちおう完了した8時半過ぎ頃からはもう降り出していましたが、ここに記録されているのは雪が激しくなりだした10時頃からのものです。10時からは4センチほど、11時からと12時からはそれぞれ6センチほどその後は時々1センチほど降ったことになっています。合わせると18センチ、約20センチほど降ったことになっています。それまでに積もっていたものが10センチくらいあったと思うので、合計で30センチほどと見積もった私の推測はそれほどはずれていなかったと思います。
昨日の雪は午前中に集中してドカッと降ったというのが特徴的でした。
その結果、東区の積雪深はあっという間に5年平均の値を越えて30センチ近いものになっています。

去年もここで0から9センチまで積もっていますが、今年は0から26センチになったと記録されています。個人的印象では40センチくらい降って、少し締まった結果26センチになったと思っています。
積雪深は平均をも越えてしまっていますが、累計積雪量でみると平均値が120センチのところ、去年は87センチでしたが、今年はまだまだ少なく67センチということになっています。

まだまだ降り始めで最後には4-5メートル降ることになりますので、この先どうなっていくかはまったく予想がつきませんが、あと3ヶ月は雪と一緒に暮らしていくのが北国の暮らしです。
今年は雪を楽しむ行事にもいろいろと制約がありそうですが、個々人としてはそれなりに楽しんでいきたいと思っています。
by STOCHINAI
| 2020-12-21 21:14
| 季節
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