5号館を出て

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真冬日に戻りました

 昨日の高温が乱調だったということで、今日は今どきの天候らしい真冬日に戻りました。

 あちこちで満月の写真が見られるので窓の外を見上げてみると、たしかに満月らしいのですが薄曇りにカバーされたおぼろ月でした。

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 それでも、月の模様がかなり見えるので、それなりに美しい月ではありました。

 昨日の暖気でさすがにかなり「雪のかさ」が減ったようです。私の経験による知識では7℃になると10センチ積雪が下がるということが刷り込まれているのですが、昨日と一昨日の暖かさ(最高気温は6.2℃)で、東区は10センチ近く積雪は減ったようです。

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 アメダスが故障していたようで、赤い線が切れていますが20日から今日の朝までを見てみると15センチ位は下がっているようにみえます。

 知らなかったのですが、FacebookのBiodiversity Heritage Libraryでちょっと前にDragon dayというものがあったと書かれていました。Dragonの「懐かしいような絵」が掲載されていて、その原図へのリンクがありました。

 クリックしてみるとこの絵へ飛びます。

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 ドラゴンなんて見たこともないのですが、こういう絵を見るとなんとなく懐かしくなります。この絵は昔(1600年代)の「動物図鑑」へのリンクになっているので、ここからその本の中を見て回ることができます。

 見てみると、ドラゴンは動物図鑑の中の蛇の項目の最後にシレッと出てきていることがわかりました(笑)。

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 この項をめくっていくと、まず普通のヘビが出てきます。

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 普通と言っても「双頭のヘビ」もいますけれど(笑)。

 どんどんめくっていくと、本当のヘビかどうか怪しいものが登場してきます。

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 さらにめくっていくとこれはさすがにいなかっただろうというものも出てきます。

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 ヤマタノオロチならぬ、ナナマタノオロチが出てくるので、この時代の動物図鑑は実際にいるものと幻獣と言われるものが同居していることがわかります。

 さらに「進化」するとドラゴンが出現するようです。

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 羽の生えたものや足の生えたものも続々と出てきます。

 そして最後に出てくる「完成されたドラゴン」が最初にお見せしたものということになります。

 この時代には「進化」という考え方はまだなかったのだと思いますが、ページをめくるたびに完成度が上がるドラゴンを見ていると、進化という考え方にまで至るのはそれほど無理はなかったような気がします。

 最後は、昼過ぎにみた複雑な影絵です。窓際に置いたパキラが鏡にうつり、それが戸棚の窓ガラスに反射していたものを私が写真に撮ったものがこれです。

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 何段階かの翻訳を減ると最初のものとはにているもののちょっとずつ違ったものになってくるという現象を考えると、ヘビからドラゴンができたということにそれほどの無理はなかったのだろうと思いながらいろいろと眺めておりました。

 すべては「ヒトの脳」が作り上げたものなのですよね。









by STOCHINAI | 2021-01-28 21:52 | 札幌・北海道 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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