昼過ぎにやってきたホワイトアウト

　今日から大寒の末候になりました。

　そろそろ極寒の季節も終わりに近づき、動植物も春を感じて変化する季節になります。ニワトリも卵を生み始めるということで七十二候も最後の「にわとりはじめてとやにつく　雞始乳」になりました。

　「くらしのこよみ」でも立派なニワトリの絵が配信されてきました。

　我が家にも騒がしいヒヨドリがやってきました。

　リンゴをやったらおいしそうに食べています。

　多くの仲間は本州に渡っているはずなのですが、毎年冬に留鳥となっているヒヨドリを見かけます。餌は大丈夫だろうかと心配になってリンゴをやるとすぐに食べるところをみると、やはり餌には困っているのかもしれません。

　昨日と今日は札幌を含む北海道の日本海側は暴風雪警報が出ていたのですが、札幌に関しては今朝まではなんとか逃れられていたようです。それでも今日は明るくなってからはだんだんと風が強くなってきました。

　まずは風でした。

　北西の風がかなり強くなってきましたが、最初のうちは幸運にも雪雲から免れていました。

　とはいえ、さすがにこの状態では暴風雪からホワイトアウトになるのは時間の問題でした。

　気温はそれほど低くはなかったのですが、風が強いと寒さはこたえます。

　結局昨日の日中に積もった20センチくらいの雪に、今日も10センチくらい積もり、結局今日の午後も除雪に駆り立てられました。

　今日は昨日に比べると雪の量は少なかったのですが、風が強かったので場所によってはかなりの吹き溜まりになっていて、降雪量よりも負担を強いられたところもありました。

　それでも明るいうちには対処が終わって暖かい室内でほっとできます。まだ、人力で対処できているうちは「大変」という言葉にはなりません。

　今日は新しいアプリ（DailyArt）を入れてみたところ、今でも十分通用する美人に出会えました。

　ウイリアム・ブーグローの「水汲みのイタリア娘」という絵（1871）らしいのですが、始めて見た気がします。