2021年 02月 16日
札幌は暴風雪にならないまま警報解除へ
暴風雪警報が出ていましたが、今朝の札幌は風も吹かずシトシトと雨の降る朝を迎えました。









天気予報では「できるだけ外出は控えてください」と言っていましたが、現実感がなかったので予定通り3ヶ月に1回の歯医者さんでのチェックアップに出かけました。到着する頃には雨はほとんど上がっていたのですがちょっと風が強くなってきていて不安もあったのですが、1時間ほど診てもらって帰る頃にもそれほど天候は変わっていませんでしたので、3キロほどを普通に歩いて戻ってきました。
このところ雨が降ったりして雪がとけるだけではなく、朝方には再凍結するので路面の状態は非常に悪化していました。
最悪なのは立っていることも難しいツルツルの凍結路面ですが、さすがにそこはできるだけ避けて歩きます。

凍結路面はその手前に見えるむき出されたアスファルトの近くに形成されていることが多いです。アスファルトはもちろんもっとも歩きやすい路面ですが、それが長く続いているところは少なく、凍結路面とペアになっていることが多いので、今日のような場合は選択する路面としては砕けた氷がザクザクになっているザラメ状の路面が歩きやすいです。

ザラメ状の路面はここにあるように自転車での走行も可能です。
この3種類の路面が連続しているところも撮ってみました。

手前からむき出しのアスファルト、続いて凍結路面そしてその先にザラメ状のザクザクした路面が続きます。
というわけで、もちろんアスファルトがむき出しのところを探しながら歩くのですが、そうそうつながっているところは多くなく、基本的にはザラメ路面を探しながら歩きました。
歯医者さんから我が家までは3キロほどですが、この時期に歩くと40分ほどかかり、なかなかいい運動になりました。
家に戻ってきて昼ころには雪がちらつきはじめました。風はそれほど強くはならず、このくらいの風なら札幌では一年中普通に吹いている程度です。それでも天気予報では道北や道東の荒れ具合を報告してきます。
その頃の日本全体の雲を見たひまわりの画像は結構衝撃的なものでした。

オホーツク海を中心に雲が渦を巻いています。この状態で札幌を含む石狩平野が大きな影響を受けていないのは奇跡としか言いようがありません。
こちらは午後2時の雨雲レーダーです。

この頃、札幌にも雪は降っていましたが風はそれほど強くはなく、雪の量もたいしたことはありませんでした。
それでも、この後ひどくなる可能性もあり、緊張しながらことの成り行きを見守っていましたが、なんと午後4時半頃に札幌市に出ていた暴風雪警報がすべて解除になったというお知らせがありました。
警報解除直後の雨雲レーダーの画像です。

東北地方にはまだ強い雪雲が残っていますが、北海道の雲はどんどん薄くなっています。
午後8時の日本全体のひまわりの画像を見ると、あの「渦巻き」は形を崩しながら少し西側へ移動していました。

低気圧の勢力が衰えてきたのかもしれません。
この後、全道に出ていた警報も次々に解除されていったようです。
午後8時過ぎの雨雲レーダーも落ち着きを取り戻した北海道が映っていました。

今日のDailyArtはなかなか迫力のあるものだったので、ご紹介させていただきます。
ウィーンの美術史美術館に収蔵されているものだそうですが「レオポルト・ウィルヘルム大公の絵画室」です。

昔の王様はこうしてひとりで芸術品を独占していたという、なかなかスケールの大きなお話が絵画化されているものです。これが美術館の起源だとも書かれていましたが、なるほどそう言われてみればそうですね。
感動したのは、この絵画の中の絵画がかなり精密に描かれていることでした。ミニチュアはどこまで手を抜かずに再現されているかで感動が違ってくるものですが、ここに描かれた絵画はそのひとつひとつがかなりのレベルで再現されているのがすごいと思わされました。
by STOCHINAI
| 2021-02-16 22:22
| 札幌・北海道
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