2021年 03月 10日
気温は低くないのに寒かった一日
日差しは春っぽい朝でした。










雪も降っているふうでしたが、積もっていたのはこれだけ。

とても「積もった」とは言えない状態の雪でした。
この時点では雪かみぞれか雨かよくわからないものがふっていましたが、降っても降ってもつもらないものが降っただけです。
昼ころの状態がこちらです。

あられのようなものが降っていましたが、いずれにしてもなにも残さずに消えてしまいます。
今日は一日中、曇り時々雨または雪(あるいはみぞれ)という状況でした。とりわけ風が強かったのが特徴的です。
昨日の夜からずっと気温はプラスのままで今日にいたり、今日もずっとプラスのままで一日が過ぎていきました。

気温的には決して「寒い」ということはないのですが、ともかく北西からの風が強く、ひたすらその風で寒く感じさせられた一日でした。

右端の山が急に高くなったのが午前9時ころなのですが、この時札幌では今日の北海道で最強の風速27メートルが吹いたということで、我が家のスズメ食堂のエサ台もあっさり吹き飛ばされていました。
その後はゆっくりと風速は弱くなってきています。
こんな感じなので、今日は公式積雪はまったく減りませんでした。

札幌市の公式積雪深は昨日の午後から今日一日、ぴくりとも減りませんでした。
最近、変わったアメダスの表示の中で面白いのが気圧です。気圧が下がってくれが天気も下り坂で、上がってくれば回復するということが目で確かめられます。
これが一昨日からの気圧の変化のグラフです。

一昨日から昨日へ変わる頃に気圧が最も高くなっていて、そこから昨日は下る一方で今日の午前中まで続きます。今日の午前中にしばらく最低の気圧を維持したあと、9時ころから一直線に気圧が上がり始めます。
というわけで、この気圧の変化を見ていると、天候が悪くなるのか回復するのかということがひと目でわかります。
この気圧の変化を二次元で確認できるのが天気図です。
今日の正午の天気図がこちら。

北海道の東に低気圧がありますが、これが北海道を横切っていたことで札幌の天気が荒れていたことがわかります。
そして、その低気圧が明日は北海道の東へ去っていってくれるので、天候が回復することになっています。

ここまでリアルタイムの気象情報が提供されると、我々素人でもかなりの確率で数時間から半日後の天気予報ができてしまいます。
楽しい時代になりました。
by STOCHINAI
| 2021-03-10 21:22
| 札幌・北海道
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