2021年 03月 13日
春へ駆け足の日々とバベルの塔
このところのプラスの気温続きで、雪はどんどん減っています。
最後の大雪が降った3月2日をピークとして、この10日間ほどで40センチくらい積雪が減っているので、見渡す景色も日々変わってきています。
昨日は結局一日中マイナスにならなかったようですが、日付が変わる頃に0℃を記録して、今朝まで気温は下がってきていたようですが、6時ころのマイナス3.5℃を最低気温にして7時ころからまたグングン上がってきました。
そして、昼間は結局昨日よりも高い気温になって、最高気温も8.9℃まであがっています(ちなみに昨日の最高気温は6.6℃でした)。
今朝は雪こそ降っていませんでしたが、久しぶりに霜が降りていました。
朝から天気もよく部屋に日が差し込んでいましたので、放射冷却で冷えたのだということだと思います。
というわけで、今日も間欠的に何度か氷割りをやりました。今日と明日はゴミステーション周辺をやって、残りは放置ということにしようと思っています。あくまでも、必要のないところまではやらなくてもいずれとけるというのが私のポリシーです。
今日の夜も暖かめですが、明日の朝はやはりマイナスになりそうです。
午後7時の各区の気温ですが、午後9時半には不思議なことにこれより気温が上がっているところがあちこちにあります。まあ、寒いよりは暖かいほうがいいので深く考えないことにします(笑)。
さて、今朝のDailyArtでは「バベルの塔」が配信されてきました。
よく見ると、見慣れたバベルの塔とちょっと違うみたいですね。
作家がマールテン・ファン・ファルケンボルフで1595年の作品で、ドレスデン国立美術館にあるもののようです。
私がよく知っているバベルの塔はこちらです。
作家がピーテル・ブリューゲルで『バベルの塔(大バベル)』と呼ばれている1563年の作品でウィーンの美術史美術館にあるもののようです。
下の作品から30年くらいたって描かれた上の作品では塔の建築がかなり進んでいるようです。
上の方を拡大して見ると、やはりブリューゲルの作品をかなり意識して描かれてものだということがわかります。
「バベルの塔」を描いた作品は他にもけっこういろいろあるようですが、我々でさえどの作品をはじめて見たとしても「これはバベルの塔だ」とすぐに分かるというところがすごいというか、あまりにも人々がバベルの塔のお話に拘束されていることがわかり、おもしろいような怖いような気持ちになります。
いずれにしても、バベルの塔の絵のほとんどがミニチュアのように描かれていて見るたびにおもしろい発見があって飽きさせられないところが魅力のひとつなのだと思います。最近流行のミニチュアフィギュアの世界に通じるものを感じます。
by STOCHINAI
| 2021-03-13 21:59
| 札幌・北海道
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