雪から雨へ

　朝、起きたときには雪が5ミリほど積もっていました。

　夜の間に風も吹いたらしく、玄関前のカーポートの下にはサザンカの大鉢とゴミ箱がひっくり返っていました。

　スズメのエサ台お危うく落ちるところをかろうじてとどまっていました。

　いきなりの雪でエサが見えなくなって困ったようで、朝の餌を出す前からたくさんのスズメがエサを探して集まってきています。

　とりあえずエサはやったのですが、こんどは雨が降り出しました。

　雨の中でもがんばるスズメはエサ台にやってきています。

　こんな感じで日中はずっと雨でした。

　雨は降っていて、気温も4℃くらいなのでもう少し雪がなくなるかと思ったのですが、意外と見た目ではあまり減っていないようです。

　これが一昨日の夜から現在に至る気温の変化のグラフです。

　昨日の朝から昼間では直線状に気温が上がり、午後に急激に下がったものの夕方からはプラス2℃くらいで推移して、日が変わるころにちょっと下がるものの1時ころに下げ止まり、今度は朝に向かって上がりだします。明け方に足踏みが見られますが、9時頃にはプラス1℃くらいだった気温が急激に4℃くらいまではね上がり、そのまま夜まで気温があまり変わらずにいて、午後6時過ぎからまた上がり始めました。

　このように、時間を無視した乱調気味の気温の変化は北海道にやってきている低気圧のせいのようです。

　上の気温変化と並べて気圧の変化をみてみるとこうなります。

　おもしろいことに、昨日の朝に気圧のピークを迎えた後は、現時点に至るまで一方的に気圧が下がり続けているだけなのでした。

　そして、これが今日の夕方の天気図です。

　この低気圧が北海道を通過する時に、まず温暖前線がやってきて、その後寒冷前線がやってくるということで、気温は上がったり下がったりと複雑な動きを示したのだろうと思われます。おもしろいといえばおもしろいのですが、こんな時には天気は複雑な動きをしてなかなか予報は当たらないのかもしれません。

　いずれにせよ、この低気圧がオホーツク海の方へ抜ける明後日までは不安定な天気は続きそうです。

　明日は月曜日ですが、明日からの週は最低気温がマイナスになることはほとんどなさそうという予報が出ています。

　いよいよ本格的に春になるかもしれません。