雪どけ最高潮

　不思議なことに今日の最高気温は昨日から今日へ日付が変わるころの0時28分に記録されていて、プラスの9.4℃でした。さらに不思議なことに最低気温は真昼直前の11時23分でプラスの2.7℃ということになりました。いずれの気温も記録された時間帯を気にしなければ、すっかり春の気温です。そして今日の日中はプラス7℃くらいで推移し、夕方からは気温が低下して現在はプラス4℃くらいというところです。

　午後にかなり雪がとけた庭を見回ってみました。

　雪の下から出てきたばかりのスイセンの芽は平べったいので、雪の重みで今はまだ斜めに傾いたものがほとんどでした。

　そのとなりにあるダッチアイリスは円錐形なので、枯れ葉もやすやすと突き破りながら雪の重みにも負けずにまっすぐに伸びていました。

　同じような芽のかたちをしているコルチカムも雪には負けていません。

　地面の表面をはっているカバープランツは雪などにはまったく影響を受けていないようです。

　その隣に植えられていた宿根草は雪の重みでペッタンコになっていますが、このさき元気に復活してくることでしょう。

　雪よけの覆いをかぶせていたクリスマスローズは雪害も受けずに青々とした葉を伸ばしていました。

　これから元気に花を咲かせてくれるでしょうか？

　とけた雪の下から顔を出したフキノトウは、まだ雪の下の気分なのか開いてもいませんが、雪の重みにはまったく負けずにふっくらとした芽が頼もしいです。

　さすが雪国の草は強いです。

　さて、今日も札幌市の電子図書館から借りた本のご紹介をします。

　トラベルガイド本は年々洗練されてくることを感じますが、去年からは実際に旅をすることが自由にできなくなってきているので、かえって気になるものかもしれません。

　札幌と言えば、まずは北海道大学。

　そして、我が家に近いモエレ沼公園を推薦したいところです。

　札幌でも函館でもないですが、時間があったら余市のニッカウヰスキーにも行ってみてください。

　大歓迎はされないかもしれませんが、こんな時期だからこそ多少の不便があるくらいの旅を旅らしく味わえるチャンスなのかもしれません。