5号館を出て

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暖かさが戻り、コロナ感染はどんどん悪い方へ

 朝から暖かさのレベルが違いました。

 昨日の最高気温のあたりに今朝の最低気温があり、そこから気温が上がりはじめました。

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 さすがに午後からは気温が下がってきていますが、夜になっても昨日の日中の最高気温よりも高いです。

 今朝は暖かい光の中で何枚か写真を撮る気分的余裕がありました。

 ゴーラム

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 セダム

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 どちらも一枚の葉っぱから再生してきたものです。多肉植物というのは実は「増えすぎて困る」タイプなのかもしれないとも思います(笑)。

 季節は変わり、今日からは晩春の「清明」の次候「こうがんかえる 鴻雁北」になりました。冬の渡り鳥が北へ帰る季節です。

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 午前中は家の中と外を出たり入ったりと忙しく鉢の世話をしていました。人間にとっては暖かくなったのですが、いきなり外へ出されて温度ショックを感じる植物もありますし、冬の間室内で調子を崩した植物を回復させるチャンスでもありますし、そのあたりをいろいろと考えながら世話をするのは楽しくもありますが、かなり難しいことでもあります。

 午後は電子図書館の本を読みました。

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 私は紅茶党ではなく、どちらかというとコーヒー派なのですが、紅茶のほうが世界史との関係でいうと深そうで、「紅茶の歴史」のパートがおもしろかったです。

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 中国で発展したお茶がヨーロッパに持ち込まれた時にはとんでもない高級な薬草・嗜好品だったということがよくわかる解説でした。

 最初は貴族だけの楽しみだったものが

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 歴史で習う東インド会社の活躍で

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 一般大衆のものになっていく過程も興味深いものでした。

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 世界史でもならったことなのかもしれませんが、こういうことは「世界史」というような「知識」としてではなく、もっとおもしろい「雑学」として楽しんだほうがずっと記憶に残りやすいと思いました。

 その中で、東インド会社とかボストンティーパーティとかアッサムとかダージリンとかセイロン紅茶とかリプトンとか紅茶にまつわるキーワードが出てくると、世界史もこんなに楽しく学べるんだという気分になってきます。

 ティーバッグの発明とかアイスティーの起源とかもなかなか楽しいエピソードでした。

 あとがきで書かれていた、日本では茶摘みは今やすべて機械摘みになっているけれども、インドやインドネシアそして中国では今でも手で茶摘みをしているのを見て、日本の農業が得たものと失ったものを考えるところで、農業の未来は機械化・省力化だけでいいというものではないという反省がひょっとするとこの本の最大の主張なのかもしれないと思いました。

 お茶に限らず世界の歴史はお金儲けと効率化で動いてきていることがよくわかりますが、最後に勝つものがそれなのかどうかはまだ結論が出ていないということなのだろうとも思いました。

 そして、コロナの感染拡大ですが、もうとどまることを知らず第4波が止められないところへ入ってきているようでもあります。

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 どうしたものでしょうね。











by STOCHINAI | 2021-04-10 22:44 | 札幌・北海道 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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