5号館を出て

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寒さが戻り「キノコの教科書」を読む

 今日は日付が変わる頃に9℃を越えていて、それが最高気温になっています。その後はどんどん気温が下がり、今朝4時ころに4℃くらいにまでさがりました。その後少しは上がったものの午後2時ころでも7℃をちょっと越えるくらいにまでしかならない寒い一日でした。その後は下る一方で、最低気温がどんどん更新されているところです。

 気温は上がりませんでしたが、太陽が出ている時間はけっこうあって、今朝は庭で咲きそうになっているレンギョウとモクレンの枝を照らしていました。

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 室内では、いったんすべての花が終わったはずのクリスマスカクタスがまたいくつかツボミをつけ始めています。

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 外ではフキの花がほとんど咲き終わっています。

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 寒いものの天気はいいのでスズメがエサ台のまわりでのんびりと食べたり遊んだり日向ぼっこしたりしてのどかな感じでした。

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 午後には雲はあるものの真っ青な青空が見えました。

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 どちらかというと「夏の空」に近いような気もしますが、この時間帯でも外は寒かったです。

 というわけで今日も電子図書館から借りた「きのこの教科書」を見ています。

 ちょうどタイミングよくYouTubeにタイムラプスでマッシュルームの成長を撮ったビデオがあるのを知ったので、まずはこちらをごらんください。



 キノコに限らず生物が成長する様子をタイムラプスで見るのは楽しいですが、マッシュルームも文句なく楽しめますね。

 というわけで「キノコの教科書」の表紙はこちらです。

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 大阪市立自然史博物館の学芸員の方が書かれているようですが、素晴らしい「教科書」です。

 「キノコの図鑑」は今までにも何種類か見たことがありますし、自分でも2冊ほど持っていますが、いくら見てもキノコを見分けられるようになりません。まあ「修行」が足りないといえばそれまでなのですが、キノコへのアプローチは図鑑ではダメなのかもしれないと思ってもいました。

 そこへこの「教科書」を見て、目からウロコが落ちるような思いをしました。

 キノコへの接近の仕方が書かれた本だったのです。最初にこの本の構成と使い方が書かれていて、それに一番感動しました。

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 この図をみればだいたいおわかりになると思いますが、その前のページにある文章「この本のねらいと取り上げていないこと」に感動しました。普通の本なら「このほんのねらいと取り上げていること」が書かれているところに「取り上げていないこと」がわざわざ書かれているのです。グダグダ説明するより読んでいただいたほうが早そうなので、そちらも引用します。

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 この本を読んで楽しんでいたのですが、日本国内では新型コロナの第4波が荒れ狂ってきているようです。北海道も他人事ではないのですが、首都圏、関西だけでなく、もはやどこでいきなり感染者が激増してもおかしくない状況になってきており、久しぶりに空白県が消えました。

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 こんな状況の中でも一部のところでは縮小されているとはいいながら、聖火リレーが強行されているのはなんとも奇妙な光景です。

 外国からみたら、また「あの国は大和魂で突き進んでいるんじゃないのか」と思われるに違いないと国内にいながら不安になってしまいます。

 やっぱりおかしいんじゃないですか?










by STOCHINAI | 2021-04-14 21:35 | 札幌・北海道 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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