5号館を出て

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朝から好天だと思っていたら昼前から急激な気温低下と強風に

 天気の悪い朝が続いていたので、今朝は久しぶりに朝の光を見たような気がしました。

 サクラの少ない札幌では黄色いレンギョウに続いて紫のエゾムラサキツツジが早春のしるしです。

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 我が家のエゾムラサキツツジも三分咲きくらいになりました。

 庭を見回っていると、数年前に花を咲かせて枯れたオオウバユリの子孫ではないかと思われる若い芽を見つけました。

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 もう3-4年目になるくらいの株でしょうか。7-8年目に花を咲かせるまで、大切に育ててやりたいと思います。

 カツラの若葉が真っ赤で美しいです。
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 室内では数日前に開いたクリスマスカクタスが開ききっていました。よく見ると雌しべに花粉もついています。虫もいない室内で、どうやって花粉がついたのか不思議です。

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 天気が良かったので、石狩川の河口の湿原にミズバショウを見に行こうということになりました。

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 札幌を出るあたりから天候が怪しくなり、気温が急激に下がり風も強くなってきました。現地に着いた時には寒くてちょっとテンションは下がり気味でしたが、ミズバショウは見頃でした。

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 こんなのたくさんあると、どうやって鑑賞したら良いのか良くわかりませんが、一つひとつの花はじっくりと見られることはないことだけはわかりましたので、一つだけ大きく撮ってきました。

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 暦は今日から晩春後半の穀雨になりました。

 七十二候は第十六候で「あしはじめてしょうず 葭始生」です。ここのミズバショウのまわりは葦(アシ)だらけですが、北海道の葦はまだ芽を出していないようです。葦のことはヨシとも呼びますが、葦は「悪し」に通じるということで嫌われ「良し」に通じるアシという名で呼ばれるようになったという文章を読んで、長年の謎だったなぜアシとヨシが同じものなのかが良くわかりました(笑)。

 「くらしのこよみ」で配信されてきた、アシの芽生えがあまりにも美しいので暦の記録として引用しておきます。

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 家に戻ってきたら、急な強風でやはりスズメのエサ台が飛ばされていましたが、今日は珍しく「着地」していました。

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 風も強めで気温も回復しませんでしたが、午後にはまた日差しが戻ってきました。

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 西日でレンギョウのひと枝だけが明るく浮き上がっていて、美しかったので今日の最後の一枚にします。

 

by STOCHINAI | 2021-04-20 21:46 | 札幌・北海道 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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