2021年 04月 21日
ついに5000人越え
数日前から原種チューリップが咲いているのですが、午後のわりと早い時間には花を閉じてしまうのでなかなか写真を撮るチャンスがありませんでした。今朝は少々寒くて強い風も吹いていたのですが、明るく晴れていてチューリップも大きく開いていました。
茎がぐねぐねと曲がってシャンと立っていないものが多いので、株全体の姿はあまり美しくないのですが、花はそれなりに美しいです。
毎日開いたり閉じたりしているので、花びらにはだんだんと花粉がついて汚れた感じになってきます。
花びらがなんとなく粉を吹いたように汚れているので、これは数日前から開閉を繰り返している花だということがわかります。
こちらの花は花びらに汚れがあまりなく、まだ花粉を出していない葯もあるので昨日か今日から咲きはじめたものだと思います。
原種のチューリップはチューリップらしいカップ型の花ではないのですが、北海道でも地植えで冬越しできるので最近はわりとあちこちで見かけるようになりました。
西日が当たる頃に開きはじめたモクレンと満開のレンギョウを俯瞰して撮ってみました。
モクレンは開き始めるとともに散り始めて、見頃がはっきりしないのですが、そろそろ眺めて美しいと思える時期になってきたと思います。
ここらで話題を変えるために、昨日DailyArtで配信されてきた古代エジプトのお墓に壁に描かれた絵を載せます。
これは芸術や美術というよりは、当時は亡くなった人を慰霊するというはっきりとした「目的」を持ってお墓の壁に書かれたものなのでしょうが、それから何千年もたっても当時の人々の生活する様子や文化などをうかがい知る資料としてだけではなく、原題の我々の目には間違いなく芸術的な絵画として訴えるものがあります。
当時から現在に至るまで、人々は感染症に苦しめられてきたことはこうした絵画からだけではなく、最近は埋葬された人々のからだの中に残されたウイルスや細菌のDNAなどを解析して詳しくわかってきています。
2019年から地球の人類はCovid-19と呼ばれるようになった新型のコロナウイルスによる感染症に悩まされています。正直言ってこれほどまで長く続くとは思ってはいませんでしたが、日本でも2020年の始めから感染者の増加が波のように繰り返されています。これはNoguchi Akioさんと言う方が作成して@Derive_ipのハンドル名でtwitterで公開している全国の感染者の増減図です。
昨年の春に全国的に感染が広まり大騒ぎになった時には、1000人にもなっていなかった感染者数のピークが夏の終りには2000人に近くなるほどの第2波のピークになって襲いかかってきました。それが収まらないうちに冬から今年のお正月にかけては6000人を越える感染爆発状態になり我々を古い上がらせた記憶がなくなる前にまたここへ来て5000人を越える新規感染者を生み出しています。
こちらはここ一月半くらいの感染者の増加の様子です。
間違いなく全国的に感染者が急拡大してきています。毎週日月火曜日は新規感染者数が少なく出てくるのですが、水曜日の今日は予想を越えてあっという間に5000人を越えてしまいました。
この勢いは数日では止まらないだろうと予想されていますので、今回の第4波はお正月の波を越えて高まり、一時的には10000人を越えることも十分考えられるところまできています。
ここまできて、ようやく感染拡大が深刻になっている大阪・東京・兵庫(それに京都)に3度目の「緊急事態宣言」が出される動きになってきました。
今までの感染者の増大は多くの研究者のシミュレーションによって予測されてきたものですが、実際に増えるまでは行政は手を打たないものだということが良くわかりましたが、こんなことだとこの先も同じことが繰り返されそうです。
とりあえず、日本は自分で開発したワクチンも持っていないので、何事も外国だよりで受け身に行わなければならないので、こういう事態にはきわめて弱いです。
それを反映してか、昨日・今日と株価も暴落中です。
明日になっても、来週になっても、この状況は大きく変わることはないので、ほんとうに市井の民の我々はおろおろと見守ることしかできないのがつらいところです。
by STOCHINAI
| 2021-04-21 22:31
| 札幌・北海道
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