平岡の梅はまだツボミ

　今日は天気が良いだけではなく昨日まで吹いていた北西からの冷たい風もおさまり、暖かい日になりました。

　朝一番に撮った写真がこちらです。花はまだ見ていないのですが、多肉のサンローズではないかと思っています。丈夫な草です。

　午前中は室内から鉢を外に移動したりしていたのですが、暖かいので仕事はどんどん進みました。

　レンギョウは満開のピークで、そろそろ散り始めました。

　スズメもそろそろ今年最初の営巣シーズンです。巣材を運んだり、ペアが仲良くしたりしている様子がよく見られます。

　しばらく前から咲いているアセビですが、今年はまだ写真を撮っていなかったかもしれません。

　原種チューリップも毎日新しい花が咲き続けています。

　札幌のサクラの開花宣言は昨日ありました。市内のあちこちでは見頃のサクラの木が見られます。札幌ではサクラとウメが同時に咲くか、場合によってはサクラのほうが早かったりもします。今年はサクラのほうが早かったようですが、市街地ではウメも咲きはじめています。

　我が家にはサクラもウメもありませんので、まだちょっと早いかもしれないと思いながらも、天気に誘われて札幌の有名な梅園がある清田区の平岡公園まで足を伸ばしてみました。

　ホームページでも案内しているように、平岡公園での今年のウメの開花は26日頃ではないかと予測されています。それにもまして、例年ここで開かれている「うめまつり」も中止という情報が載っていました。

　例年、ウメの開花時期に開催している「梅まつり」に関しまして、札幌市における「花見期間における公園の感染症対策」を講じるため、「令和3年度　梅まつり」の開催を中止といたします。

　なお、新型コロナウイルス感染拡大防止のため4月24日（土曜日）から5月16日（日曜日）までの間は下記の措置を講じます。

・梅林エリアは指定された園路や一部区域以外の場所の立ち入りを制限いたします。

梅林エリアの園路脇に仕切りを設置いたします。園路の散策は可能ですが、立ち止まらないようお願いいたします。

　ということだったので、園路を歩きながらウメを見ることだけはできそうということで、この暖かさなら咲いているものがあってもいいだろうと思い、行ってみることにしました。

　ほとんどのウメはこんな状態か、あるいはそれよりもまだ進んでいない状態でした。

　あと2-3日というところですね。

　せっかくここまで来たので、散歩を兼ねて園内を歩きまわればあわてんぼうの早咲きのウメもあるかもしれないと散策してみましたが、花びらをのぞかせているツボミはたくさんありましたが、開いているものはほとんど皆無でした（笑）。

　それでも、中には太い幹から直接出てきているようなツボミで開いているものは数個（1200本のうち）見られました。

　太い幹の左のほうに一輪開いているのがおわかりでしょうか？

　ようやく見つけた花らしい花が並んでいるのがこちらです。

　これも太い幹から直接咲いているような花でした。

　明日からはなんだか見に来ることも遠慮してほしいというような雰囲気でしたが、そのせいもあってか今日はたっぷりとソーシャル・ディスタンスも確保しながら、のんびりと園内散策をさせていただくことができました。

　札幌・北海道もそろそろ「外出自粛」から一歩進んだ「まん延防止重点措置」へと移行しそうですし、ことによってはその先の「緊急事態宣言」の可能性もありうる状況になってきましたので、各種イベントが次々と中止になってきているだけではなく、さらに進んでほんとうに外出の自粛を要求されそうな雰囲気になってきています。