2021年 04月 28日
暖かくなったはずなのに寒い
今日の最高気温はなんと昨日と同じ16.8℃でした。朝の最低気温は昨日の1.4℃に比べると、異常ともいえるくらい高く8.0℃でした。ということならば、昨日に比べて今日はずっと暖かく感じてもいいはずなのに、なんとも寒々しい一日でした。











写真がなかった頃には写真よりも精密にしかも写実的に絵が描かれていたことがよくわかる一枚です。作者はバーバラ・レジーナ・ディーチュ(1706-1783)という方だそうです。この観察眼は生物学者のそれだと感じさせられます。
朝起きた時は10℃を越えていたくらいだったので、暑いくらいの気分で目覚めました。
こんな朝にはコーヒーの葉は似合うのかもしれません。

起きて動き回っていて、外に出たりもしたのですが、なんだか寒々しく感じる一日でした。
おそらくその原因は太陽が出ていないせいだったのだと思います。気温はそんなに違わないのですが、昨日は外に出ていると暑いくらいだったのに、今日は寒々しいのです。南からのものとはいえ、風が強かったこともその一因だったようにも思います。こちらが昨日と今日の日照時間の差です。

ぜんぜん違うことがひと目でわかりますね。
人間にとっては寒々しくても、植物にとっては春爛漫の季節なのかもしれません。
写真を撮ってみました。
まずは、長く楽しませてもらっているレンギョウ。今が散る前の満開期のようです。

この木の枝を挿し木して鉢植えにしたのがこちらです。去年はもっと花が多かったのですが、今年はちょっと寂しい感じです。

そして、こちらも今が満開のエゾムラサキツツジです。

ヒヤシンスもおおむね盛りのピークだと思います。

原種チューリップはそろそろピークアウトで終わりが近そうです。

次に咲いてきたのがこちらのムスカリ。またの名をグレープヒアシンスというそうです。確かにブドウの房のように見えなくもありません。

後ろにある大きな葉は春には葉だけが出るコルチカムです。花は秋に、葉がない状態で咲く不思議な植物です。
冬中室内で咲き続けていたフクシアは今な玄関に出て咲き続けています。もう少し暖かくなったら外に出て晩秋まで咲き続けるので、結局一年中咲き続けています。

最後は今朝、配信されてきたDailyArtの絵です。
18世紀に描かれた「トンボ、クモマツマキチョウ、イモムシのいるグーズベリーの枝(パブリック・ドメイン)」です。

虫のいる部分を拡大したのがこちらです。

by STOCHINAI
| 2021-04-28 22:21
| 札幌・北海道
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