2021年 05月 09日
札幌も北海道も過去最多を更新
昨日8日の、北海道の新型コロナ感染確認は過去最多の403人で、札幌も最多の277人でした。その時から嫌な予感はあったのですが、それは的中し本日9日の北海道における新規感染者は506人でした。また、札幌市も327人でいずれも過去最多を更新しています。明日は月曜日なのでおそらく報告数は減ってくると思われるのですが、それはあくまでも報告数であって、必ずしも「実際の数」を反映しない可能性が高いものです。いずれにせよ1日で札幌市がおよそ50人増、北海道がおよそ100人増ということはかなり深刻な増加率で、いわゆる指数関数的な増加フェイズにはいってきたことを示しているのかもしれず、かなり不気味です。










その前から札幌や北海道における新規感染者の増加が「緊急事態宣言」のレベルにあることと、それがまったくおさまらないのはわかっていたことですが、政府による決定は「緊急事態宣言」ではなく「まん延防止等重点措置」のレベルに留まっているばかりではなく、札幌において「まん延防止」の措置が実際に始まるのが明後日というのもなんとも歯がゆい感じです。
渦中にいる我々の気持ちとしては一分一秒でも早く対策を実行してもらい、一刻も早くその効果に浴したいというところです。もちろん、この瞬間から対策を講じたとしても、その効果が現れるのは明日や明後日ではなく、1週間後でもなく数週間くらいたってから、その効果があるのかどうかがわかってくるというなんとものんびりとした状況なので、対策を先送りしたい政府や行政にとっては気楽な状況ではあるのかもしれませんが、時間さえたてば彼らの方針が誤っているということは誰の目にも明らかになるので、真摯な人格をもっているならば先送りは何の意味もないことです。
我々、被害を受ける可能性のある住民としては、とにかく明日がどうなるかが心配な毎日ですが、それも明日の午後になればはっきりします。それが数日続けば、今がウイルスのまん延期なのか退潮期なのかも誰の目にも明らかになりますが、最大の問題は感染者それも中等症から重症になってしまった方が受け入れるベッドの数を越えてしまうという、いわゆる「医療崩壊」が起こってしまってからでは対処のしようがなく、あっさりと為すすべもなく亡くなる方を増やしてしまうという最悪の状況に至ってしまうことがこの病気の恐ろしさです。
というわけで、一見非常に非効率的に見えますが、常に対応できるベッドの数が新規感染者に比して大量に準備されているということでないと、あっという間に医療崩壊になります。そして、今、札幌も北海道もその危険海域にはいってしまいました。
明日からどうなるのかは、市民・道民の方々の自主的な行動変容のお願い以上の効果的な対策がほとんどとられていなかった以上、運を天に任せるということになります。
もちろん運よく減ってくれることを希望しますが、そうならないことも同じくらいの確率でありそうですので、それが恐ろしいということの原因です。
でもまあ、これ以上考えても何をできるわけでもないので、今日はこのくらいで先へ進もうと思います。
こちらはいつものように今朝一番に見た風景で、昨日の朝に即席で作った新しい多肉の寄植えです。

「寄せ植え」といっても、あちこちの鉢から伸びすぎてはみ出していた枝先をチョキンと切って、新しいところに挿して少しだけ水をかけてあるだけのもので、いずれの枝もまだ根を持たない「枝先」ですが、この状態からほぼ100%が根を出して活着してくれるはずです。多肉はほんとうに強いです。
庭では勝手に生えてきたヤマブキが次々と花を開きだしていました。

これは朝見た姿ですが、10時頃からいきなり強めの雨が降り出しました。
同じものを雨に濡れた窓ガラスをとおして撮るとこんなふうになりました。

雨は1時間位降って、あっという間に止んでしまいました。
午後には日照も回復して、夕方前には西日に照らされた庭で写真を撮ることができました。
窓から遠目に見ても、レンギョウの幹が印象的だったので、主にそれを撮るために庭に出てみました。

このボコボコした感じがいかにもレンギョウです。少し拡大してみたくなりました。

このデコボコは何の意味がある構造なのかはまったくわかりませんが、私は気に入っています。
このレンギョウはまだ花を残していますが、さすがにそろそろ終わりだと思います。

レンギョウの東側には朝撮ったヤマブキがあるのですが、ガレージに接するところにはそのヤマブキのもっとも開いた一輪がありました。

ガレージの壁の鉄板に暖められて早く開いたのかもしれません。
レンギョウの西側にはレッドカラント(フサスグリ)が「超地味な」花を着けていました。

さすがに、この花をめでる人は少ないでしょうね(笑)。
レンギョウとヤマブキの間にはシャクヤクが若くて赤い芽をグングンと延ばしています。

西の空を見上げると、焼けていない西日が沈みつつありました。

明日は寒くなるようです。
by STOCHINAI
| 2021-05-09 21:57
| 札幌・北海道
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