2021年 06月 11日
札幌にも東区にも真夏日がやってきた
昨日もギリギリ真夏日寸前まで気温の上がった札幌でしたが、今日は午前中にあっさりと30℃を越えてしまいました。その後、正午前後は30℃を切っていたのですが、1時ころからは30℃を越えたり戻ったりをしばらく繰り返していて、暑い日中となりました。
今日は朝から天気が良く、いかにも真夏日になりそうな気配はありました。
オオデマリの花はほとんど散ってしまい、残っているのは花の軸だけです。
後数日もすると、この軸もポロポロと落ちてきます。
暦の上ではホタルが飛ぶ季節になりました。今日から芒種の次候「くされたるくさほたるになる 腐草為蛍」になります。
ホタルというと暑い夏の夕涼みに似合う存在ですが、北海道ではそれほど簡単には見られません。札幌にもいないことはなさそうですが、特定の場所に行かないとおそらく見られないと思いますし、見られるとしてもあと1ヶ月後くらいのようです。
というわけで、今日は午前中からぐんぐんと気温が上がりました。私が住む東区はだいたい札幌の公式の天候を記録する中央区よりも少し涼しめなので、札幌市の公式気温が真夏日を記録したからといって、東区もそうなるとは限りません。が、今日は東区も一緒に真夏日になりました。
午後1時40分です。札幌は真夏日になっていますが、東区はまだ30℃になっていません。
この時間には東側の区を除いて30℃を越えるところが多くなっています。この後、2時になると東区も30℃になりました。
この時点でも厚別区・清田区はまだまだ涼しめです。
午後2時20分になると、東区はいったん30℃から離脱してしまいます。
このまま涼しくなるのかと思っていたら、なんとまた暑くなりました。
午後2時50分に30℃に戻りました。が、3時にはまた29℃になります。
さすがに午後3時を過ぎたらもう気温は上がらないだろうと思っていましたが、体感的にはまだまだ暑かったので、どうなるかと思っていたら、やはりまた3時30分に30℃に戻りました。
というわけで、数時間30℃と29℃の行ったり来たりを繰り返していたのですが、この後10分後の3時40分に30℃を切ってからはもう上がることはなかったようです。
午後5時20分に私も追跡するのをやめましたが、気象台のある中央区でもこの時間になるとさすがに28℃まで下がってきていました。
こうしてみると札幌は広いので、全国のニュースで「今日は札幌も真夏日になりました」といっても、東の方の区では全然そんなことはなかったりすることもあります。私の住む東区は今日は真夏日になりましたが、中央区と必ずしも同じ傾向を示すわけでもありません。というわけで、全国ニュースというものはかなり大雑把なものだと日々感じています。特にひどいのは「今日の北海道は真夏日になりました」というようなニュースです。北海道といってもとてつもなく広く、「北海道」の気温を代表する場所などないのに、「北海道も真夏日になりました」などと言われると北海道の大部分の人間にとってはそれはまさにフェイクニュースだと感じることもあるのです。
というわけで、「正しいニュース」などというものはごくごく狭い範囲のプライベートなニュースだけなのかもしれません。
たとえば、我が家では今日ミニヒマワリの種がたくさん芽を出しました、というニュースは押しも押されもせぬ「事実」ですが、世界の大多数の人にはなんの関心も持たれないことでもあります。
もうほとんど枯れ果てたヤマブキの花ですが、今日になって一輪だけ立派な花が咲いています。
これもまた間違いのない事実ですが、誰もそんなことは知りたくもないでしょうが、ここで生活している私にとっては「大ニュース」です。
そして、私個人はしばらくその花を眺めたりもして、とてもいい気分になったりもしています。
というわけで、ニュースなどというものは関心のある人にだけ意味があるもので、万人向けのニュースなどというものはめったにないものなのかもしれません。逆に、そんな誰にでも大ニュースのことなどないほうが世界は平和なのだという気もします。
大ニュースなどない穏やかな日々を望んでいるのは、私だけではないですよね。
by STOCHINAI
| 2021-06-11 22:10
| 札幌・北海道
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