5号館を出て

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東区の市街地をクマが走り抜けた

 朝から我が家の周辺もヒグマ騒動に巻き込まれました。最初のニュースでは我が家よりはずっと南のほうをクマが走っているようだったのですが、時間とともにだんだんと近づいてきて、なんと丘珠空港に突入するという騒ぎになってきました。自衛隊員が閉めようとする扉をこじ開けて、自衛隊員を突き飛ばして自衛隊基地に突入するヒグマの映像は世界中に流れたことと思います。

 ということは、その少し前には我が家からそれほど遠くないところを走っていたことになります。そういえば、なぜか今朝は小学生が歩いているところを見ませんでした。このあたりの小学生は自宅待機だったようです。

 そういえば、いつもならエサをやったらすぐに集まってくるスズメが今朝はこないのが不思議だと思っていたのですが、ここらあたりでも雰囲気が怪しかったのでしょうね。

 ヒグマが丘珠空港を突っ切って北の茂みに身を潜めている時間帯になると、スズメも餌を食べに集まってきました。雰囲気が落ち着いてきたことを反映してか、シジュウカラも長いこと水浴びをしていました。

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 からだ中をビショビショにするシジュウカラの水浴びは見ていてもいかにも気持ちよさそうです。

 ものすごいビショビショに水に潜ります(笑)。

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 こんなもんでいいかなと、いつもなら水を出るくらいの時間ですが、まだまだ水浴びは続きます。

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 あまりにも長いこと水浴びをしているので、スズメがシジュウカラの水浴びを見に来たりもしていました。

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 ともかく、この平和感はこちらにはヒグマがこないことの証明だと思いました。

 この後、ヒグマは空港の近くのヤブの中で駆除されてしまいましたが、まあ仕方がないですね。北海道はヒグマが増えて人が減って、ヒトとクマの生存領域がうまく区分けできなくなってきている気配があります。ヒトがヒグマの生息地を侵略して街を作っているのですから、彼らとの住み分けに関してはヒトが責任をもってコントロールする義務があるだろうと思います。

 山でヒグマが増えてくると今回街に出てきたような若いオスは新しくなわばりになるところを探してあちこちうろつきまわるものですから、今回のような事例は今後も増えると思われます。

 でも、朝起きてドアを開けるとヒグマが外にいるなどという風景は見たくはないです。キツネなら今でも実際にあることですし、まだ大丈夫です。さらに、リスなら大歓迎というところですが、そうそうこちらの希望通りにならないのが野生というものです。

 ヒグマ騒動であっという間に日が暮れてきました。

 西日に赤がまぶしいタニウツギです。

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 透明なフサスグリの実ですが、まだまだレッドカラントの名前にふさわしい色にはなってきません。

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 そろそろシモツケも花が開き始めそうです。

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 モクレンは若葉も美しいですよ。

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 成長著しい西洋アサガオには支柱を立ててやりました。

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 明日の夜からは雨になりそうです。










by STOCHINAI | 2021-06-18 22:06 | 札幌・北海道 | Comments(0)

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