小暑・蓮始開

　近所の家にカシワバアジサイが咲いていました。

　空もなんとか「ほぼ晴れ」でした。

　最高気温は27.4℃とそれほどでもないかなと思ったのですが、やたらと暑苦しい気分になったのは高い湿度のせいだったと思います。ジメジメしているのは北海道らしくない夏だなあとうらめしく思っています。

　ヒトにとっては暑苦しい高温多湿ですが、多くの植物にとっては快適らしく、彼らはとても元気です。

　アジサイとしては最後に咲き始めたガクアジサイです。

　こちらは鉢植え。ようやくガクアジサイらしい姿になってきました。

　こちらは元になった地植えのアジサイ。もうすっかり最盛期です。

　ちょっと前から咲き始めたシモツケです。

　咲いた直後は左の花のように濃いピンクが美しいのですが、だんだんと中央の花のように白くなってきます。右にあるツボミは濃いピンクですので、ここに並んだ3つの花の束がその年令を示してくれていまう。

　先日、最初の花が枯れたカーネーションですが2番目と3番目の花が咲きました。

　そして、こちらはすべての花が終わったはずのミニバラですが、まだ咲いていないツボミが残っていたようで、それが咲き出しました。

　もう、バックヤードに引っ込んでいますが、けなげに咲いている姿には好感がもてます。

　雪解けの頃からずっと咲いているスパティフィラムですが、ほとんどの花は緑色になって終わりの時期ですが、まだまだ純白の花として頑張っているものもいます。

　西洋オダマキも時々思い出したように新しい花が咲きます。

　枯れてしまったので再度この春に購入したハツユキカズラも元気に葉を増やしています。

　暦は今日から「小暑　はすはじめてひらく蓮始開」です。

　もう、季節的には夏の終りになってきています。

　だいぶ前に予約していた本が札幌市の電子図書館から配本されてきました。

　日本人の書いた本ですが、全部英語です。読んでいる時間はないのですが、口絵に出てきた棟方志功の版画に目を惹かれました。

　今週は暑い日が続きそうです。