2021年 08月 07日
この夏4回目の熱帯夜から目覚めたら女子マラソンが市内を走っていた(暦は立秋)
今日も朝から暑くなりそうだったので、マラソンの出走時間が昨夜急に1時間早められたようなのですが、時間単位で準備していた選手にとってはありがたいとばかりは言えない処置だったのではないかと思いますが、有利になったり不利になったりした選手もいたことと思いますが、それもこれも一回限りのオリンピックという「本番」では起こりうることなのかもしれません。
いずれにせよ、見慣れた札幌市内だけではなく、何十年も通い慣れた北大構内が3回も映し出される五輪のマラソンなどというものはもう二度とないだろうと思いますが、明日も男子マラソンで同じコースを走るようです。明日は今日よりは少しは涼しいのかもしれません。
このマラソンを見るために全国から集って来ている観客の方もいらっしゃるようで、その熱意には敬服しますが、本人は大丈夫と思っていても無意識下で新型コロナウイルスの運び屋になって、結果的に北海道民を傷つけることになってしまうかもしれないということはあまり感じていらっしゃらないからこそ、そういう行動がとれるということなのでしょうね。
今日は札幌で20歳代のコロナ患者の方がなくなるという発表がありました。高齢者にはワクチン接種の効果が出ているようで、感染も死亡も明らかに減ってきているようですが、それに反比例して若い人の感染例も重症化例もさらには死亡が増えてきていることは頭を抱える事実です。
今日読んだ記事では今蔓延している第5波は新型コロナウイルスの変異が主なる原因というより、我々日本人の行動変容が主な原因となっているのだと書いてありましたが、なるほどと思わされる内容でした。
ぜひとも読んでみてください。
マラソンはなんとか終わったものの、今日の札幌も午前中から真夏日になっていました。
今日も真夏日となり、札幌は真夏日を18日連続で観測して、17日連続だった1924年の記録を97年ぶりに塗り替えたそうです。今朝までの熱帯夜も今年は4回目ということで、統計を取り始めた2004年以降最多になっています。もう、札幌が涼しいというのは「伝説」以外のなにものでもなさそうです。
今年の夏の暑さは我々人間の感覚だけではなく、植物たちにもいろいろな効果を及ぼしています。
今朝もアサガオが咲いていたのですが、先日と同様、咲かずにしぼむものもありました。
こちらが咲いてしぼんだアサガオです。
こちらは咲けずにしぼんでしまったかわいそうな花です。
開こうとしている時間に気温があまりにも高くなりすぎたために開けなかったのではないかと思います。先日もあったですが、昨年以前には見たことのない現象が毎日のように起こっていることに驚かされます。
そんな暑さの中ですが、暦の上では今日から立秋になりました。
初候は「すずかぜいたる 涼風至」ですが、まだまだ涼しいと思える感じではありません。
今日のDailyArtで配信されてきた絵は、季節としてはドンピシャリでした。
100年以上前に描かれて、今ではパブリック・ドメインになっているこの絵が、今の日本の季節をみごとに象徴しているような気がして「絵画の力」の普遍性を感じさせられました。
今日は風が強く、背の高い植物を避難させたりしましたが、ここまで生き延びてきたものはここでダメになるということもなく、なんとか耐えているようでした。
暑さに関しても、乗り越えつつあるような気もします。
カーネーションは元気に咲き続けています。
フクシアも元気ですが、花の数が多すぎるのか、一つ一つの花の大きさがかなり小さくなってきているようです。
それでもまあ、元気そうです。
日中の東の空は秋っぽい雲が浮かんでいました。
夕方が近くなり、西の空も秋っぽいふうに見えます。
西日をあびたオリズルランです。
同じく西日のバジルです。毎日少しつづ食べても食べ切れないくらい育ってくれています。
そろそろ秋が恋しくなってきました。
by STOCHINAI
| 2021-08-07 22:01
| 札幌・北海道
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