2021年 08月 10日
いきなり10月並みの寒さに突入
朝から雨も降っていました。
この写真で雨が降っているのがわかるかというとわからないと思いますが、朝起きてカーテンを開けた直後です。雨が降っていたのを確認し、とりあえずシャッターを切りました。
ほぼ同時に撮った温度計がこちらです。
上段が室内温度で、下段が室外温度です。16.1℃はこの夏以降に記録された最低気温ではないかと思います。
昨日と今日の札幌市の公式最低・最高気温を並べてみます。
昨日は最低気温が18.3℃で涼しい朝だという感じでしたが、最高気温は26.4℃と夏日になっていますので、まあ普通の夏の一日だったと思います。
ところが今日は(我が家ではもっと低くなっていましたが)公式最低気温が16.7℃とちょっと涼しすぎる朝だというだけではなく、最高気温が18.4℃と20℃にも達していません。
さらに、実際の温度変化をみているととんでもないことがわかります。
今日の公式最高気温は昨日から今日へと日付が変わったところで記録されていて、その後は今日一日、正午前後ですらせいぜい17℃台にしかなっておらず、事実上の最高気温は18℃にも届いていなかったということがわかります。
そして、雨ですがこちらも昨日の午後4時ころから今日の午後2時過ぎまでずっと降り続けていました。
雨が少なかった今年の札幌なので、地面にたっぷりと水を含ませてもらうという意味では、確かにありがたかった雨だったと思いますが、気温が低くなってくると今度は雨が植物に害を及ぼすこともあるので、気温が下がって雨が降るということはそれほど歓迎できるということでもなかったりします。
午後に雨足が収まって来た頃に窓を開けてすぐ眼の前で咲いていたムクゲを撮ってみました。
さすがに昨日までは暖かかったので、花にも勢いがあります。その状態で雨を受けたので花のご機嫌は良いようにみえました。
もうちょっと寄ってみました。
雨に負けてないですね。
夕方からは雨もやんで気温も安定してきたようです。
雨雲も東の方に移動していってくれました。
それほど広くもないと思っていた日本ですが、ところによっては豪雨で洪水やがけ崩れの被害がでていますし、その数分後のニュースでは高温による熱中症の予防を呼びかけるなど、ほんのちょっとしか離れていないところでさえ、まったく様相の異なる天候が人々を翻弄していることがあるということをみると、大自然というか日本というような狭い地域の「小自然」の中でさえ我々の人智を軽く越えた複雑なことが起こるのだということを改めて思い知らされているここ数日です。
by STOCHINAI
| 2021-08-10 21:33
| 札幌・北海道
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