2021年 09月 28日
伊藤若冲 花鳥版画
今日から啓蟄の反対の候になりました。
啓蟄は3月の始めころの啓蟄の初候が「すごもりむしとをひらく 蟄虫啓戸」です。
今日からは「むしかくれてとをふさぐ 蟄虫培戸」です。たった一字しか違いませんが、虫が出てくるのといなくなるという逆の意味になっています。
札幌だと3月の始めよりは今のほうがずっと暖かいですが、たしかに虫の数は減ってくる時期なのかもしれません。
高ピクセルの図なのですが、残念なことにタイトルが間違っていました。DailyArtでは「インコ(櫟に鸚哥図)」というキャプションが付いていましたが、若冲の作品で同じ「花鳥版画」の中に入っているものではありますが、これは「青桐に砂糖鳥」という版画です。
せっかくなのでこれを含む「花鳥版画(六枚)」を再掲してみたいという気になりました。すべてパブリック・ドメインになって手に入るはずです。
花鳥版画(六枚)一は「雪竹に金鶏図」です。
二は「櫟に鸚哥図」です。
三は「薔薇に鸚哥図」です。
そして四が配信されてきた「青桐に砂糖鳥図」なのでした。
そして五が「椿に白頭図」です。
最後の六が「鸚鵡図」です。
こうして一堂に並べてみるとなかなかの迫力です。
これがみんなパブリック・ドメインで自由に使えるのですから、ありがたいものです。
まったく自分で撮った写真がないというもの寂しいので、今朝の空と
トリつながりで、我が家にきたスズメの写真を掲載しておきます。
だんだんと天候は下り坂のようです。
by STOCHINAI
| 2021-09-28 22:08
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