2021年 12月 07日
昨日より更に暖かい午後に母校訪問
私の母校(高等学校)は我が家の近所にあった「北海道札幌開成高等学校」なのですが、この学校は2015年から「市立札幌開成中等教育学校」として中高一貫教育の中等教育学校として開校されるのに伴い、母校は2016年度(2017年)3月に閉校となっています。というわけで、私の母校はあるのかないのかはっきりしないのですが、地元ということもあってこの学校からレクチャーを依頼されて、その打ち合わせのために久しぶりに(というか初めて)学校を訪問することになりました。
学校の横はなんども通ったことがあるのですが、中にはいるのは初めてで3時にお邪魔して4時すぎまで打ち合わせをして外に出た時にはもう暗くなってきており、自分では写真を撮れなかったので、学校を作った工務店さん(株式会社岡田設計)のホームページの写真をお借りしました。
1階のラウンジで先生と3人の生徒さん(4年生1人、5年生2人)とレクチャーの日程、時間、内容などについて大まかな打ち合わせをしましたが、私の経歴や専門の背景についてなかなか良く調べられているのには驚きました。最初は「がん」についての話をお願いしたいというようなことだったので、私はがんについては専門ではないし、あまり詳しくもないのでためになる話をできるかどうかわからないと申し上げたのですが、向こうは私の書いたブルーバックス「新しい高校生物の教科書」と「進化から見た病気」をすでに読んでいて、この中に書かれているような話を聞きたいということだったのでそれならばその中に書かれていることで特に聞きたいということがあれば、そのことについて希望を聞かせてもらえれば内容もアップデートしたお話ができると思うということで、この先は1月末のレクチャーの日までメールなどで打ち合わせをするということで話を終えました。
そして、学校を後にした頃の景色がまさに上の写真と同じだったので、お借りしたというわけです。
ここ2週間ばかり大学生のオンライン講義を担当したり、今日の「高校生」と話をしたりしてみて感じましたが、今の若い方々はとても勉強熱心ですし、明るいなと思いました。
今日の最大のイベントはこれでしたが、今日はこの時期としては昨日よりもさらに暖かくなりました。
朝の庭は冬の景色なのですが雪がありません。
気温は昨日よりもちょっとだけですが高くなりました。
太陽のせいかというと、日照は昨日よりはすくなかったので、それだけではなさそうです。
開成にお邪魔する前には日が照っていて、室内のパキラにも光が当たっていたので葉裏から接写してみました。
開成に出かける前に出た外ではすでに日は傾いており、お向かいの窓に当たった光が反射した赤い光で我が家の物置の戸に影絵ができていました。
暖かくても季節は粛々と進行して、小雪から大雪へと移りました。初候は「そらさむくふゆとなる 閉塞成冬」です。
それでも、まだまだ積雪が恒常化する根雪の気配が感じられない札幌です。天気予報では来週の初めになれば雪が積もるだろうということですが、それが根雪に成るかどうかはまだ微妙な気がします。
by STOCHINAI
| 2021-12-07 21:56
| 大学・高等教育
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