5号館を出て

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札幌東区も豪雪

 イヌがヒトを噛んでもニュースにはならないように、北海道で大雪になってもほとんどニュースでは取り上げられませんが、住んでいる人間にとっては大きなニュースです。

 テレビのトップニュースは中国や近畿地方での記録的大雪ですが、ここ札幌の東区でも結構降りました。

 起きた時にもドサドサ降っていて、すでにかなり積もってもいました。

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 パッと見では20センチ強というところでしょうか。まだ降っているので30センチくらいには簡単になってしまうでしょう。

 ご近所の方の何人かはもう本格的に除雪を開始しています。

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 私はこの後、コーヒーを飲んでBSで朝ドラを見てから出動する予定ですので、ひとまず屋内作業にかかります。

 居間から見たあちこちです。まずはいつものウッドデッキ。

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 ウッドデッキの高さは45センチくらいかと思いますが、そろそろその高さまで積雪深が迫ってきています。

 左奥に見えるスズメのエサ台です。

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 さて、朝ドラも見たし、除雪に取りかかりましょう。玄関前のカーポートの下にある自転車もこれだけ埋まっています。

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 ここから、1時間半ほど第1次の除雪をしました。

 札幌市の重機による除雪が一回入っているようでした。最近の市の除雪は本気でやっていきませんので、除雪による雪山がそれほどできていないので、助かると言えば助かりますが、結局我々が人力でやる量は除雪なしの状態とほとんど同じです。

 結局どのくらい降ったのかというと、朝の9時までの24時間の積雪記録がこちらです。
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 一番上のグラフが、降雪量です。緑の実線が過去5年の平均値、点線が昨年の値、そして赤い線が今年の実績です。今年は去年と同じくらいの少なめの積雪だったのですが、ここへきて平均値に近づくように多くなってきました。

 二番目のグラフが積雪深で、線の種類の意味は上と同じです。今日のものも含めて、最近ドカっと雪が3回あったことが赤い線でわかります。1回目が40センチ、2回めが20センチ、そして今日の3回めが30センチが一気に降っていることがギザギザのグラフからわかります。

 一番下の三番目のグラフがこの24時間に降った雪の棒グラフと積雪深が増えていく様子を示す赤い点線です。雪は昨日の夜までに何回か降って10センチくらいの積雪になっていたのですが、今朝になってどんどん降ってきてさらに20センチ以上積もったことがわかります。このグラフにはありませんが、この後も昼過ぎまで5センチ位さらに積もりました。

 中央区にある札幌市の公式記録となる札幌管区気象台のデータも並べてみると、向こうはこちらほど降っていないことがわかりました。

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 特に今日の降り方がこちらとずいぶん違っていたようです。テレビのニュースでも、札幌の今日の積雪は東区と北区で多かったと言っていて、我が家の近くにある丘珠飛行場では今日のフライトがすべてキャンセルされてしまうほどの雪で、それはそれでニュースになるほどでした。この東区の大雪のせいで、丘珠飛行場から北海道エアシステム(HAC)が予定していた、日本最後のサーブ340B型機(登録記号JA02HC)の本当の意味での最後の最後のラストフライトとなる丘珠から鹿児島までのチャーターフライトも中止となり、集まっていた多くのファンを落胆させてしまった歴史的豪雪になってしまいました。

 私はといえば、この後昼ころに第2弾の除雪をしておりました。

 この大雪と超低温の中でお隣では昨日から始まったカーポートの建造も継続されていました。

 土台用の穴を掘って、柱をコンクリートで埋めると言う作業が真冬日の気温の中でできるほど、最近の建造技術が発達していることに驚くとともに、作業をしている方々の力強さにも驚かされました。

 さすがに仕事は遅れ気味だったようで、真っ暗になってからも続いていましたが、なんとか今日中に枠組みまでは完成させたようで驚きました。

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 真っ暗い中で証明を頼りに作業する皆さんです。気温はマイナス6-7℃くらいだったと思います。

 お疲れさまです。

 最後に1枚だけのどかな絵をどうぞ。今日のDailyArtで配信されてきた「氷の景色 1610年 ヘンドリック・アーフェルカンプ パブリック・ドメイン」です。

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 昔のスケートリンクは自然に凍った池や川や水路でしたし、スケートなどなくてもその氷の上で遊ぶことも許されていました。まさに冬ならではの楽しみが共有されている幸福な時間が描かれていると思います。私が子供のころは「雪スケート」なるものもあって、スキー靴にネジ止めされたスケートで雪の上をすべったことも思い出させてくれる楽しい絵です。











by STOCHINAI | 2021-12-27 22:05 | 札幌・北海道 | Comments(0)

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