この冬一番の降雪しかも重い

　朝から外を見るのがこわかったのですが、恐れていたとおりの景色でした。まずは2階から見下ろした景色。

　そして1階に降りて、積もった雪の目線で見た景色です。

　スズメのエサ台はもちろん、いろんなものが見えなくなっていました。

　お隣の屋根からはもうどんどん雪が落ちていて、その断面から降った雪は目測でほぼ40センチだと思われました。

　札幌市の公式発表では東区では午前9時までの24時間で30センチ積もったことになっています。

　我が家のところでは、もう少し吹き溜まったということだと思います。

　なにより最悪だったのは、明け方にやってきた除雪車が玄関前に重たい雪の山を残していってくれたことでした。

　最近は除雪の方もいろいろと気を使ってくれているのか、普通の除雪の時には家の前にはあまり雪を置いていかないようになっていたのですが、今朝の大雪ではそのような思いやりができるほどの量ではなかったようで、グワーッと置いていってしまいました。

　重機では簡単に動かせる雪の塊でも、人力で動かそうとするととんでもない重さがあります。結局何回か休み休みではありましたが昼過ぎまでかかって雪を処理しました。また、今回はゴミステーションも埋められてしまっていて、これは市当局に抗議電話ものでもあるのですが、従順な市民である私達は、静かに処理を進めたのでした。

　今日の雪は札幌では珍しい湿り気を含んだとても重たい雪でした。

　昨日の午後から札幌市の気温は0℃前後までしか下がらず、異常に暖かい夜でした。

　この気温では、雨になってもおかしくないくらいです。

　朝には雪が積もっていましたが、一部みぞれも含まれていたのではないかと推測しています。

　それはこの昨日からの降水量と降雪量のグラフを比較してみて、そう思いました。

　こちらが降雪量。

　こちらが降水量です。

　雪が積もっていない時間帯にも、けっこうな降水があるということは、雪としてつもらないみぞれあるいは雨が降っていたということだと思います。

　今日の昼ころの札幌市の気温分部です。とても真冬とは思えないほどの暖かさになっています。

　この気温だと雨またはみぞれになっても不思議はありません。

　驚いたことに夜になっても気温はほとんど下がってきません。

　それで、先程から降っているものは雨またはみぞれです。

　この調子だと明日の朝にはそれほどの積雪にはならないのかもしれず、札幌市の明日朝の雪かき指数も最悪の積雪は予想されていないようです。

　こちらはよく登場するHBCのもんすけの雪かき情報です。札幌市のものよりも少し楽観的に見えますが、住民としては楽観的な予報に頼りたくなります（笑）。

　まあ、いずれにしても雪かきは必要ということですので、覚悟しておきましょう。