5号館を出て

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検査が追いついていない日本

 ニュースを見るのもいやになるくらい、毎日コンスタントに新規感染者数が最多を更新し続けています。

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 さらに問題なのは、この「最多」の数が実体を捉えられておらず、検査が足りないので実際にはもっと多いだろうと言われているところです。

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 今夜の段階で81810人以上の新規感染者が記録されていますが、地方によってはこの数日ほとんど新規感染者が過去最多のままほとんど増えていないところがたくさんあるようで、それは要するに検査が足りず、ほんとうはもっとたくさんの新規感染者がいるにもかかわらず記録されていないからだということです。

 今日は過去最多の8万人を越えていますが、実際にはそれ以上、10万人いても不思議のないのが実態だと思われるということのようです。人口が日本の3倍くらいのアメリカで、毎日新規感染者が10万人出ていて、それはすごいと思っていたのですが、今の日本の新規感染者の出現率を3倍すると30万人ということになり、これはひどい頃のアメリカを越えているのではないかという数に思えます。

 それを見て、欧米がこのくらいの新規感染者数でいろんな制約を解除しているのだから、日本もそうすればいいじゃないかということを仰る方もおられますが、その意見が日本全体に受け入れられるかどうかについてははなはだ疑問に思われます。

 とはいえ、どう見てもまだ日本は今回の「第6波」のピークには達していなさそうなので、もう少し動静を見てからでないと、いろいろな判断ができないと思っています。

 ということで、今日は札幌市電子図書館で予約していた本のご紹介です。

 今はなきブルートレインですが、私がまだ若い頃は東京へ行くのにも国鉄と青函連絡船を乗り継いてとんでもない手間暇をかけて渡っていたのが、青函トンネルができて、札幌から上野まで乗り継ぎなしで行けるようにしてくれたのがこの「北斗星」でした。上野と札幌を何回往復したか記憶にないほどです。

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 上野から札幌までの旅を絵本で描いてくれています。

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 上野の駅も懐かしいです。青函連絡船時代から東京へ行くときの終着駅が上野でした。札幌へ帰るときの出発駅ももちろん上野です。

 上野から乗って、寝ているだけで札幌に着くというのは夢のような旅でした。

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 もちろん、ずっと寝ていられるはずもない長い時間ですので、上野から寝ていても東北のあたりで嫌でも目がさめます。

 北海道にはいると、懐かしさでいっぱいになります。

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 運転席に載せてもらったことはありませんが、なんだか懐かしいのが不思議です。

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 昔は私は飛行機が大嫌いだったので、鹿児島へ行くのでもJRで行ったものです。とてつもなく時間がかかったのですが、移動の間は完全にひとりになれるかけがえのない時間だったと思い出すだけでも、「昔は良かった」と思える確実な思い出をたっぷりとつくらせてもらいました。

 私がブルートレインとトワイライトエクスプレスに乗っていた時間は、そこそこ他人に誇れるくらいの長さだったような気がします(笑)。

 というわけで日常に戻りますが、今朝も雪が積もった寒い朝でした。

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 寒い分、雪が厚くても軽いのでした。

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 スズメのエサ台で見た今朝の積雪は10センチくらいだったようです。

 除雪も簡単でした。

 除雪の後に朝日に当たる我が家のウッドデッキです。

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 気温は比較的低く、正午あたりで一瞬プラスにはなったようですが、ほぼ真冬日の感じの一日でした。

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 正午を過ぎてから、一直線に気温が下がり今の東区はマイナス4℃くらいです。

 明日の朝の雪は降ってもそれほどではなさそうなので、油断して寝ることにします。










by STOCHINAI | 2022-01-28 23:09 | 札幌・北海道 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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