2022年 02月 17日
春の気配
まだまだ雪に埋もれた札幌なのですが、毎日のように春の気配を感じる瞬間があります。












今日はこの一枚から。

西日に輝くモクレンの枝にできた「孤児ツララ」です。よくみるとモクレンの花芽の「うぶ毛」も写っているのがわかります。
今朝はどんよりと明けてきたので、朝焼けはそんなに美しくはなかったですが、今日は今日なりに独特の朝でした。

この数分後には、太陽が出てくる場所が特定できる光が見えてきました。

やっぱり、春の景色だなあと感じます。
朝起きて、カーテンを開けると外の寒さから避難してきたツユクサなどが生き延びているようすがなんともかわいらしいです。

どれも外に置いておいたら、枯れてしまうものばかりですが、室内では苦労することなく冬を越えることができるので、外にあったものをすべて収容できるわけではないですが、春になったらまた外に出て繁殖できるくらいのものは退避させることはできています。
外ではスズメたちがエサを待っているようでした。

とはいいながらも、ここでエサを食べる時間はあまり長くなく、少し食べてはあっという間にどこかへ飛び去っていくのが、この時期のスズメです。
昨日は最高気温がプラス2℃にまでなりましたが、今日はなんとなく寒々としていたように思います。とはいえ、気象台の観測では昨日ほどではないものの、今日もまたプラスになったようです。

昨日と比べると山の高さが低く、そのぶんだけ暖かさも足りなかったみたいです。

それに応じるように、積雪の高さもあまり減らず、今日は気象台の測定でもたった2センチしか減っていません。

それでも、室内に差し込んでくる光はまぶしいばかりです。これはランのパフィオペディルムの葉に当たる陽の光です。

屋根から落ちてくる雪はそれほどでもないかな、と思っていましたが、垂直に登る屋根からは雪がはがれてきて、ここでは自然がライチョウのオブジェを作っているようでした。

あちこちで大変な雪が降っているようですが、私の住む札幌地方では幸いなことにあまり雪雲がやってきておらず、今のところは助かっています。

明日の朝も雪かきは大丈夫だよともんすけのお告げも出ているようです。

by STOCHINAI
| 2022-02-17 21:45
| 札幌・北海道
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