8℃には届かずも雪はどんどんとけて春へと走る札幌

　今朝はマイナスで明けましたが、日の出とともにほんの少し積もっていた雪も流れるようにとけだしていました。

　もはや、ハイタカの狩場となった我が家の庭で、もはや大量のスズメが押し寄せる平和な姿は見られなくなっていますが、今朝も勇敢なスズメはエサを食べにやってきています。

　エサを食べながらも瞬時も警戒を解かず、空を見上げる動作を繰り返しています。まあ、これが自然の世界でエサを摂る普通の姿なのだと思います。

　この後、我々は家を空けて出かけたので日中の攻防戦を見ることはできませんでしたが、戻ってきてみると今日は襲われたスズメはいなかったようで、ちょっとほっとしています。

　今日の最高気温は8℃が予想されていましたが、結果的には7.2℃までにしかならなかったようです。とはいえ、7.2℃はここ数日としては十二分に暖かい気温です。

　しかもこの高い気温がゆったりと長く続いたようで、これなら雪どけも進むはずです。

　札幌市の公式積雪深は64センチまで下がりました。

　豪雪だった東区の雪はさすがにしぶといですが、それでも今朝は81センチまで下がりました。

　昨年はもうそろそろ積雪ゼロになっていた3月末ですが、今年はまだ80センチくらいは残っています。歴史的大雪の証拠です。

　今日は午前中は日差しも強く、もう少しとけてくれるかと思ったのですが、午後からは日差しが時々途絶え、思ったほどとけませんでした。

　

　曇ってきた分、夜になっても気温は下がってこず、こんなふうでした。

　これだと、夜の間にも雪どけは進みそうですが、さすがに今年は3月中の「積雪ゼロ」は無理ですね。