ちょっと涼しくなったとはいえ春は進む

　シラーが咲いていました。

　雪さえなくなれば、花を開くことになんの障害もありません。例年のように花が咲いています。

　スイセンの芽もぐんぐん伸びてきています。

　問題は雪がなくなるかどうかだけのようです。

　今日からは春分の末候「かみなりすなわちこえをはっす」です。

　暦のように今日は天候が安定せず、時折雪がちらついたりしていました。

　あちこちにまだ高い雪山はあるのですが、屋根の雪はほとんどなくなりつつあります。

　これはお向かいのガレージの屋根の雪。

　これは我が家の物置の屋根の雪。

　どちらも今日・明日までの命という感じです。

　このところあのハイタカもやってこないので、スズメも元気にエサをあさりにきています。

　今日はちょっと涼しげなので積雪の減り方もちょっと減速しているかもしれませんが、それでも毎日の積雪深の減り方は速いと感じます。

　あと1週間もたてばすべての雪は消えそうです。

　今日も札幌の電子図書館から予約本の配本がありました。

　椅子を解剖するという企画が新鮮でしたが、たしかに古いながらも「良い椅子」というものは修理してまた使いたくなるもので、そうなると「解剖」して再生するということになり、そのためには解剖図も必要になるわけで、この企画は共感するものがありました。

　解体しても、さすがに「良い椅子」は美しいものでした。

　世の中にはまだまだ解剖するに値する存在がたくさんありそうな気がしてきました。