真っ暗な朝から雲が抜けると一転して強風の一日

　朝は空一面が厚い雲におおわれていて、真っ暗でした。

　このまま、雨の一日になる気配も感じられたのですが、雲はどんどんと消えて、良い天気の朝になってきました。

　雪害にもめげず、残った枝にたくさんの黄色い花をつけたレンギョウと、今年は開花が同調してかなり豪華なモクレンが朝日に照らされています。

　日が当たりだす前には、昨日は見かけなかったネズミがスズメのエサ台で朝食をとっていました。

　とりあえず、我が家で見かけるこのクマネズミは1頭ですので、一日に一回でも見ることができると、キツネやハイタカに食べられることもなく生き延びてくれていることがわかり、なんとなくうれしくなります。

　昨日からの気温は不思議な感じで変遷しており、昨日の夜はあまり気温が下がらず、今日の夜になってからようやく昨日の朝以来の低い気温が記録されてきています。

　今朝のどんよりと曇った空が思い出せなくなるくらい、今日は一日中日が照ることになりました。

　それにもかかわらず、ほとんど日照のなかった昨日よりも寒かったのは、強い西風のせいだったようです。

　瞬間的には20メートル近い風が吹いた時間帯もあったらしく、この時期の札幌としてもかなりの風になりました。

　それでも、写真にとって見ると午後の東の空はなんとものんびりしたものでした。

　朝は朝日に照らされてきれいだったモクレンですが、午後は今度は西日に照らされて、これまたなかなかの美しさでした。

　ちょうど今が開花のピークといったところかもしれません。

　夜になってもそれほど気温が下がってきません。

　気圧は今朝が谷底で、だんだんと高くなってきているので、明日は天気は良くなりそうです。

　天気は良くなっても気温は低いようで、北海道らしい春の寒さが戻ってきます。