5号館を出て

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夏も近づく八十八夜

 この歌の題名をご存知ですか。

夏も近づく八十八夜
野にも山にも若葉が茂る
あれに見えるは茶摘みぢやないか
あかねだすきに菅(すが)の笠

 今日は八十八夜だそうです。Wikipediaによるとこの歌「茶摘み」は、日本の唱歌。文部省唱歌。作詞作曲ともに不詳。オリジナルの曲名は「茶摘」である。摘という字は小学校で教えないので教科書では「茶つみ」と表記している。私の記憶では最後のラインは「あかねだすきにすげの笠」でしたが、まあどちらでも同じ意味のようです。

 というわけで、毎年「北海道ではまだ夏は近くないよな」と思いながらも、八十八夜が来ると「本州以南では夏が来る季節」なのだと感じます。

 もちろん札幌でも、もう押しも押されもせぬ春にはなっています。

 今朝の一枚は朝日に当たるオジギソウでした。こちらは成長する枝の先端です。

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 全体像はこちら。

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 オジギソウはなかなか気難しい木で、ほとんど枯れそうになったかと思うと、こんなふうに勢いよく伸びてきたりします。これよりも大きかった先輩の木は枯れたかと思っていたのですが、最近復活してきたので早々に外に出して日に当てています。

 今はヒアシンスが盛りです。青い花に続いてピンクの花も咲き始めました。

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 最近は、あまりはやらなくなりましたが、昔は球根の水栽培がブームだったこともあります。

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 実はこのムスカリもヒアシンスの仲間です。

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 地味なので、最近はあまり注目されなくなり、庭の隅でひっそりと咲いています。よくみるとなかなかおしゃれな花なのですけどね。

 ボロ隠しのグランド・カバーで庭全体を覆っているツルニチニチソウも咲き始めました。

 これも青が先行して咲き出すようです。

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 そして、少しピンクがかった白も咲き出しました。

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 我が家には短命なサクラの木はありませんが、レンギョウはかなり長いこと咲き続けてくれます。私にはサクラよりも長く楽しませてくれて、手もかからないレンギョウの方がずっと好きです。

 ほとんどの枝が雪害で折れてしまった木ですが、頑張ってなかなかきれいに咲き続けてくれています。
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 玄関前の鉢植えのレンギョウの陰にはウェルカム・フロッグもお客さんを歓迎中です。

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 レンギョウに下には3年目か4年目になるオオウバユリが存在感を増してきています。

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 植えたつもりはないのですが、前に住んでいた家の頃から、庭にはいつもオオウバユリが生えていたような記憶があります。

 雲が多く不安定な天候の一日でしたが、八十八夜というのはそんな頃なのかもしれません。

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 明日からはさらに天候が崩れそうです。










by STOCHINAI | 2022-05-02 21:16 | 札幌・北海道 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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