5号館を出て

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晩夏の小暑に入りました

 今日も暑い一日となり、札幌としては珍しく3日連続の真夏日になりました。

 暦も今日から代わり小暑に入ります。

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 初候は「あつかぜいたる 温風至」です。暦の通り暑い一日となりました。

 今日は出かける用があったので、いつもより1時間早起きです。

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 ちょっと雲の多い空でしたが、朝までの最低気温は昨日よりも1℃くらい高めで推移して、寝苦しめの夜でした。

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 朝の最低気温が昨日よりも1℃くらい高かったようです。昼間はいくら暑くても、最低気温が下がってくれないと北海道らしくありませんね。

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 昼間は昨日よりは日差しのなかった時間も少しあったみたいですが、実際にはほとんど誤差範囲という感じで、外に出るとジリジリと暑い一日でした。

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 今日は外に出ていたので、あまり読めませんでしたが、このところ電子雑誌で迫真の本に出会って毎日読んでいます。

 やはり欧米のサイエンスライターの書籍は迫力を持って読ませてくれます。

 まずは遺伝子の発見と進化を整理してくれているこちら。

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 上下巻です。

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 そして、ヒトの進化を再現してくれるこちら。

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 こちらも上下巻です。

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 自分も含めて、日本人のライターの弱いところはあまりにも淡々と事実を書き連ねるところだと思います。それに反して、上にご紹介した2つの本ではまさに「小説を読むような迫力」を持って書かれており、科学書といえども感情に訴える力の強さがあまりにも違うことに読みながら愕然としつつ、「これくらい書けないとサイエンス・ライターとは言えないよな」と思いながら楽しんで読ませてもらっています。

 自分にはとても無理だとは思いますが、日本人もがんばってこれくらい書ける人材を出さなけれダメですよね。











by STOCHINAI | 2022-07-07 23:12 | 札幌・北海道 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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