5号館を出て

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夜中に大雨警報

 札幌でも夜中に大雨警報が出ましたけれども、避難指示というほどでもなかったので、そのまま寝てしまいました。

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 午前1時から2時頃にかけて、かなりの雨は降ったようですが、とりあえず札幌はそれで止んでくれたようです。

 朝になると雨は上がっていました。

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 空を見るとまたいつ降ってくるかわからないような暗い空でしたが、雨雲レーダーで見る限りにおいては、それほどひどいことにはならなさそうです。

 こちらが今朝の東の空です。

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 アサガオの花にも雨粒がついていましたので、降雨の記録はなくても朝まで時折パラパラと降っていたのでしょうね。

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 こちらは雨が当たらないカーポートに下にあったもので、雨に当たらずに新しい花を咲かせていたミニバラです。

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 こちらはずっと激しい雨に当たっていたはずのオジギソウですが、元気に葉を広げています。

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 このところの雨で、コケや地衣類は元気です。

 こちらは名前はわかりませんが、元気なコケです。

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 こちらも名前はわかりませんが地衣類です。

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 コケも地衣類も庭においた岩に生えていますが、見たところどういう条件でコケが生え、どういう条件だと地衣類が生えるのかはよくわかりませんが、どちらにしても少しの湿り気は必要条件だとは思われます。勝手に生えてくるのを観察するのは簡単ですが、これを意図的に生えさせるというのはかなり難しいことは、なんどか挑戦してみてわかりました。かなり過酷な状況で生えてくると思われる地衣類やコケも、それなりに苦労しているのだと思います。やはり生きるということは生易しいことではないのです。

 今朝、配信されてきたDailyArtは懐かしい「タンギー爺さん」でした(ゴッホ 1887年 パブリック・ドメイン)。

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 これがゴッホが描いたもので、タイトルが「タンギー爺さん」ということはなぜか中学校の美術の時間にしっかりと記憶に刷り込まれていましたが、その爺さんがゴッホとどんな関係にあったのかとか、この絵の背景に日本の浮世絵がたくさん描かれているということは、今日見て改めて思い出していたところです。

 中学生に意味もわからずに、この絵はゴッホが描いた「タンギー爺さん」という絵ですよと覚えさせて、高校の入学試験に出るかもしれないということで記憶させることになんの意味があるのか当時はわかりませんでしたが、今見るとなかなか味のあるいい絵だと思いますし、背景にある浮世絵が当時の画家たちに受け入れられていた背景などもなかなかおもしろいとは思いますが、大多数の中学生には興味のわかないストーリーだったのだろうと思います。

 試験に出る美術の退屈さと、試験など関係なく楽しめる美術の楽しさと、どちらがいいかなどと問うまでもないことで、悪いのは国の教育体制であって、それによって美術との付き合い方を歪められた国民が被害者ということになるのだと思います。

 感性にかかわるものを入試に出したりしないでほしいと、マジで思いますね。









by STOCHINAI | 2022-08-12 22:00 | 札幌・北海道 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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