好天期にはいる

　久しぶりにピーカンの朝が来たような気がします。

　肉眼ではまぶしくてよく見えませんが、カメラなら記録してくれるだろうとシャッターを押してみました。

　室内の多肉（ジュズダマ）に当たった朝日も撮っておきました。

　オオケタデにも朝日が当たって、秋らしい風景になっています。

　スズメも自由に行動しているようで、群れが去った後に一羽で餌を食べている子もいました。

　天気がいいと、警戒心も緩むのかもしれません。

　あまりにも天気が良く、気温も高くなってきたので、外に出かけてみました。

　行った先は、発寒の農試公園。

　ちょっと早かったかもしれないと思いながらも、琴似発寒川を眺めていたら、すでにサケの産卵が始まっていたようです。

　ここらあたりが川底の状態がいいのか、あちこちで産卵行動をしているのがわかります。

　見ているとバシャバシャと水しぶきが上がるのですぐにわかるのですが、写真に撮るのはそう簡単ではありません。

　そばで見ていてはとても写真が撮れそうにもなかったので、上流のJRが通っている橋（寒月橋）から下流を見下ろしてシャッターを切ってみました。

　拡大したものがこちら。

　この写真の中でも、少なくとも2ヶ所で産卵行動が見えています。

　とてもわからないと思いますので、水しぶきの上がっているところだけを残して黒くしてみました。

　こんなふうな水しぶきが数分ごとに見えます。近くまで行くと、水底を掘るメスのお腹も見えますし、その周りで縄張りを守ってほかのオスを蹴散らしているオスの様子もわかります。

　まだ、時期としては早めで、産卵が始まったばかりらしいようなのですが、しばらく見ていると10ヶ所くらいで産んでいるのがわかりました。

　自分の身体が傷つくこともいとわずに川底を掘る姿は、それはもう感動的なものでした。

　今日はほぼ一日中、快晴で、暑いくらいでしたが、時折太陽が雲に隠れるとあっという間に気温が下がってくるのは、やはり秋ですね。

　こちらが昨日と今日の日照。

　こちらが気温です。

　朝はそこそこ冷えましたが、日の出とともに一気に気温が上がり、日中は夏のようでした。

　気圧の変化も右肩上がりで、明日からも天気は良さそうです。

　天気図を見ると、大陸の方から次々と高気圧がやってきて、しばらくは好天が続く気配です。

　今週は北海道らしい秋を楽しめそうです。