雨も降る ミサイルも降る

　朝から雨でした。

　暗い一日になるなあ、と思っていたら、携帯やテレビが突然のアラート！朝のテレビ番組が台無しになりました。

　また、北朝鮮の在庫一掃ミサイルセールのダメ押しがあったようです。これまでは日本海に落としていた小さなミサイルでしたが、久々に日本本土を越えて太平洋に着弾したようで、落ちたあとでずっと日本のテレビ番組が乱れまくっていました。落ちたんだから、もういいだろうと思うのですが、統一教会問題で責められ続けていた政府としては、その問題が取り上げられない時間が1分でも長く続くことを願っているようでした。

　専守防衛を国是としている日本国民としては、日本の科学技術を総動員して、こんなミサイルくらい発射から精密に追跡して、いつでもどこででも撃ち落とせるくらいの迎撃体制があるのだったら政府を信頼申し上げることもできるのですが、今の日本の防衛体制では太平洋に落ちて30分くらいしてから、ようやく「このあたりに落ちました」としか分からない程度の防空体制ということのようで、撃ち落とすなど夢のまた夢のようで、かなり不安になりました。

　まあ、「落ちてから考える」というのだったら、今の政府にお似合いの後手後手ということですね。

　というわけで、真っ暗な空から落ちる雨の中でどんよりとしておりました。

　いちおう、札幌市の電子図書館に何ヶ月も前から予約していた電子書籍が届いたので、それを読んだりしていたのですが、これまた長々と待った割にはハズレの本でした。

　ようするに、カレーなんてカレー粉が入っていればなんでもありのコスモポリタン料理ということのようです。「これこそが本家カレー」なんてものはなさそうでした。

　そんな中でも日本におけるカレールーはすごい大発明のような気がします。

　それと、カップラーメンのカレー版も日本ならではの発明かもしれません。

　とまあ、5分もあれば読めるものを何ヶ月も待っていたのがちょっと我ながら笑っています。

　こんな雨の中ですが、しばらく前にブッタ切ったフィカス・ウンベラータが復活して来たのを確認できました。

　切り口のところに近い幹から、少なくとも2つの新しい葉の芽が出てきています。

　これで、この木は大丈夫、復活することでしょう。

　今日の雨は明け方から降り出したようで、午前中にピークがありました。

　気温は外の暗さに反して、意外と下がってきていません。むしろ、夜の間は寝苦しいくらいでした。

　ところが、今日の午後になってから、急に気温が下がってきていて、時間とともに最低気温が更新されています。

　このままだと、ちょっと朝の気温が恐ろしい感じです。

　ただ、気圧の変化を見ると、今日の昼に谷を記録してから、また上がりだしています。

　この谷のあたりで前線が過ぎていったようで、この後は天気が回復しながら気温が下がっていくのかもしれません。

　この前線が今年の本格的秋の始まりの幕開けということになるのかもしれません。

　なんにせよ、メリハリがあるのはいいことかもしれません。