札幌は今季最大の降雪

　数日前から「降るぞ、降るぞ」と脅されていて、昨日の夜に「50センチ積もるかもしれない」ということになっていたので、覚悟してちょっと早めに起きました。

　外を見ると雪は止んでいるようで、積雪も思ったほどの量ではないようです。

　東区の今朝9時までの積雪は13センチほどのようです。

　このくらいなら、それほどの苦労なく除雪もできそうなのですが、さらにありがたいことに大まかなところはお向かいのご主人が機械で除けてくれていましたので、1時間もかからずに除雪を終えることができました。

　除雪の合間に朝焼けになって、付近の住宅が赤く染まるのを写真に撮る余裕すらあったほどです。

　この時間に屋外に出ていることも少ないので、これも除雪の副産物というところでしょうか。

　除雪を終えて部屋に戻ると、テレビやインターネットで「札幌方面で大雪で、交通も大混乱」という騒ぎになっていることに気がつきました。

　札幌南区の平和では50センチ以上積もっているということで、調べてみると確かに大雪になっていました。

　しかも、東区では日中はほとんど雪が降っていなかったのですが、小樽や札幌の南区さらには西区や中央区の西側は降り続いており、JRや高速も小樽方面と札幌の間は切断されているようでした。

　雪雲レーダーにその様子がはっきりととらえられていました。

　札幌市を斜めに切るように、東区を含む北東側には雪雲はほとんどなく、南区を中心とした南西側には連続した雪雲で覆われているのでした。ちょうど1週間前に降った雪は札幌の東区・北区にだけ降って、南西側にはほとんど降らなかったのとまったく逆の現象が起こっているようです。1週間前の3日には札幌管区気象台がある中央区にはほとんど雪が降らなかったので、この1週間は札幌の積雪深と我が家のある東区に積雪深にまったく整合性がなかったのですが、今日の雪でほぼ同じくらいになったようです。

　こちらが昨日から今日にかけて札幌中央区の気象台に降った雪の量です。

　その結果、ほとんど雪がなかった気象台にもかなり雪がつもりました。

　これでようやく札幌市の公式積雪深も平年並みに戻りました。

　日中はほとんど降らなかった東区ですが、夕方近くなって降り出しました。日中降らなかったバチが当たったかと思い、降っている1時間ほど外に出て除雪をしましたが、少しずつ積もる雪を除ける作業は力こそいりませんが、根気のいる仕事でした。

　それでも、1時間ほどで雪は止んできて、このまま雪は上がりそうです。

　気がついてみると、もう暦が変わりました。

　「しみずあたたかをふくむ　水泉動」となりました。そろそろ寒さの底を抜けるという季節でしょうか。

　今になって気がつきましたが、今日は朝よりも正午のほうが寒かったようで、夕方除雪をしている時には雪に湿り気を感じました。

　明日はもんすけのお告げも大丈夫と言ってくれているようです。

　一山、越えたかな？