立春 新しい暦が始まりました

　昨日が節分ですから、今日は立春。新しい暦が始まりました。

　立春の初候は「はるかぜこおりをとく　東風解凍」です。

　真冬日ではありましたが、ほとんど雪も降らず、最高気温もマイナス1.9℃まで上がりました。

　それでも朝は放射冷却でけっこうな冷え込みではありました。

　レーダーに雲がほとんど映っていなかったのですが、

　空は暗めで明けてきました。

　日中もそれほど晴れませんでしたが、

　気温は昨日と比べるとだいぶ高くなり、

　雪もとけたわけではないのですが、締まってカサがかなりへっています。

　午後にちょっと雪の整理をしたのですが、雪はかなり重くなっていました。

　夕方には西の空にうっすらと夕焼けも出ていました。

　今日配信されてきたDailyArtはなかなかの美人さんの肖像画でした。

Marie Denise Villers : Portrait of Charlotte du Val d'Ognes, 1801, Public Domain, via The Metropolitan Museum of Art

　現在はマリー・ドニーズ・ヴィレール作とされているこの絵は、1995年まではジャック＝ルイ・ダヴィッドの作品とされていました。しかし1996年、美術史家マーガレット・オッペンハイマーによって、マリー・ドニーズ・ヴィレールという画家の作品であるという主張が発表され、調査の結果ヴィレールの絵であるということになって現在にいたっているとのことです。

　パブリック・ドメインとして公開されているので、精細な画像が入手できます。一部を拡大してみると、逆光で描かれた若い女性は現代でも十分に通じる美しい方です。

　割れた窓ガラスの向こうに描かれた仲睦まじそうな男女との対比も極めて現代的な絵で、とても200年以上前の1801年に描かれたものとは思えない今風の作品です。

　こうしてみると、絵画などは何百年も変わらない世界なのかもしれませんね。

　それにしても美しい絵です。