2023年 05月 20日
5月20日 秋田へ
(20日のことですが、この記事を書いているのは22日です。)
朝はいつもより1時間ほど早起きしました。空はどんより曇り空。
気温もこのところとしては低目ですが、我が家はかろうじて11℃圏内にあったようです。
それでも、寒いことは寒いです。そらは曇っているのですが、厚い雨雲はほとんどないようなので、秋田へのフライトに影響はないでしょう。
コロナ明けですが、1時間に一本しかない空港連絡バスは我が家の最寄りのバス停を8時5分に通ります。
そこから、すぐに高速道路に乗って40-50分ほどで新千歳空港に着きます。楽です。
飛び立って1時間もかからずに、秋田空港へ着きました。
ここから秋田市内行のリムジンバスに乗り込みます。
ありがたいことに、今回は交通系の共通ICカードが使えるようになっていました。
新千歳までのバスでは、私は基本的に札幌市でしか通用しないSAPICAを使いましたが、こちらではSAPICAは使えません。仕方がないのでKitacaを使いました。ほとんど同じ仕組みのはずなので、もう一息頑張って日本中どこの公共交通機関でも1枚のICカードが使い回せるようになってほしいものです。
40分ほどで市の中心部に着きました。
ホテルのチェックインまで時間があるので、荷物をホテルに預かってもらって、近くの秋田県立美術館に行っていました。この前は何度も通ったことがあるのですが、残念ながら休館だったり、こちらの時間が合わなかったりで、入りそびれていたのですが、たっぷりと楽しめました。
いきなり、常設の藤田嗣治のこの美術館の大壁画ギャラリーへ入ります。
まずはその大きさに圧倒されました(幅20.5m、高さ3.65m)。そして、近寄ってみると隅々まで丁寧に描かれていることの驚かされ、最後にこの大作がたった15日間で完成されたと書かれたものを読んで、これは常人のなせる技ではないと改めて思ったのでした。
まず、全体を見渡してから、近寄って細かく見たあとは、3階のデッキから見て反芻するのがオススメです。こちらの写真を見ると想像できると思います。
3階で行われている企画展では「大正ロマン」の香りにどっぷりと浸ることになります。
あまりにも膨大なものを見せられて、にわかには感想も出てきませんので、展覧会の概要文を一部引用させていただきます。
マスメディアの発達や印刷技術の進歩により、多彩な大衆文化が花開いた大正~昭和初期。さまざまな書籍や印刷物のイマジュリィが人気作家によって描かれ、人々の心を魅了しました。この時代のイマジュリィは、現代のデザインやイラストレーションの原点であるとともに、レトロでノスタルジックな大正ロマンの雰囲気を感じさせるアートとして現在も幅広い世代に愛好されています。
本展では、アール・ヌーヴォー様式の橋口五葉、アール・デコに取り組んだ杉浦非水や小林かいち、少女趣味の高畠華宵、抒情的な乙女像で一世を風靡した竹久夢二、そして秋田出身の橘小夢など、大正イマジュリィを生み出した作家たちを紹介します。
その後、市内をブラブラとしていたら、面白いところに出ました。
観光客はほとんどおらず、以外な市内の穴場なのかもしれません。
明日は午前中から法事があって、親戚のお宅を訪ねたりと忙しいので、今日はこのくらいで「勘弁してやろう」というところです。
by STOCHINAI
| 2023-05-20 23:59
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