また北大へ

　一昨日に続いて今日もまた北大に出かけました。

　今日は、タイで暮らす北大の教養時代の同級生に会うためです。彼はしばらく前から奥さんの実家のある札幌にもマンションを持って、毎年夏には札幌に来ていたのですが、コロナ禍で移動ができなくなってしまっていたため、今日は4年ぶりくらいの再会となりました。

　いつものようにクラ館で落ち合っての昼食会です。

　今朝も「大丈夫かな」という空模様でしたが、天気予報では夜までは降らないということなので、今日も自転車で北大へ向かうことにしました。

　朝の東の空です。

　北大イチョウ並木のアスファルトの上で芽を出していたイチョウの幼木も我が家に来てから、かなり葉の数を増やしています。

　今日のこの子たちの親のいるイチョウ並木から北大に入りました。

　13条門です。

　おそらく今が一年中で一番並木が暗い時期だと思います。

　どんどん進んでいくと、突きあたりのところに緑ではないものが見えてきました。

　ちょっとびっくりですが、もう紅葉が始まっているカエデがありました。

　いつものように大野池もチェックしましたが、スイレンの花がたくさん咲いていました。

　外来種だとしても、人工の池で栽培していると考えると問題はないのですが、この池はサクシュコトニ川につながっているということで、問題にする方もいらっしゃるようで、美しい花を愛でることと、自然環境を守ることの難しさの最前線でもある、大野池なのでした（笑）。

　大野池の横では懐かしいゴボウの「ひっつき虫」に会えました。

　小学生の頃は、これをたくさん集めて弾薬にして、友達同士でぶつけ合ったものです。マジックテープがなかった頃には、魔法のような接着力に魅了されていたものですが、これを参考にマジックテープが開発されたのだとしたら、やはり人間は自然からいろいろとアイディアを盗んできたのだと思います。

　今日は昨日と比べると気温は低く、不安定だったようですが、自転車に乗っている身としては涼しいのは大助かりでした。

　この涼しさは、日差しが出たり隠れたりしていたことと

　風が吹いていた事によるようです。

　というわけで、家に戻ってくるまでには雨には会わなかったのですが、夜になるとさすがに雨雲がやってきています。

　今夜の雨は微妙だとしても、明日には本格的に降り出しそうです。

　忘れていましたが、今朝は久しぶりに沖縄のアカバナーが咲いていました。

　夏が終わるのはうれしくもあり、寂しくもあります。