2024年 06月 22日
夏至を越えて
夏至を堺に短日植物の季節になることになっていますが、もちろんそんなに瞬間的に植物が日の長さを見分けられるはずもないので、だんだんと切り替わってくるということなのでしょうが、この時期に次々にいろいろな花が咲きはじめる印象はあります。









今日もダッチアイリスの花が開き始めました。

アヤメの仲間ですが、湿地に生える日本のアヤメやカキツバタと違ってやや乾燥したところが好きなようで、我が家でも日向に移植してから元気になった印象があります。

今朝は一気に4輪が開きました。

昨日、発見したハニーサックルですが、他にもないかと見回したら、今朝も見つかりました。

あまりひと目につきたくないのか、探してみると次々に見つかりました。

今朝は気温がちょっと涼しめでしたが、

曇っていながらも、昼に向かってグングンと気温が上がり、結局昨日と同様、夏日になりました。

ただし、昨日と違って高い気温はほんの一瞬だけで、たちまち気温が下がってきています。夜になって、今朝の気温よりも下がって、最低気温が更新中ということになりました。
日差しも昼ころにちょっとだけあったあとは全然でした。

今日は札幌市の電子図書館に新刊がたくさん入ったので、いろいろチェックしてみましたが、これが最大の収穫でした。

羊と言えば北海道だと、勝手に思い込んでいたのですが、この本を読むと戦前は占領中の朝鮮や満州で牧羊が行われ、戦後はなんと北海道ではなく千葉の三里塚にあった御料牧場で大々的に羊が飼われていたのだそうです。成田空港反対闘争にもかかわってくるという、思いもしなかった歴史が明かされています。
今では、羊もジンギスカンも北海道が本場だと偉そうにしていますが、その考えを改めなければいけないと冷水をかけられるようなすごい本でした。
ちょっと力作過ぎて、にわかに日本人に広く受け入れられるというわけにもいけなかったのかもしれませんが、能天気にジンギスカン・ダンスを踊っている北海道人としては、日本における牧羊の歴史を再確認しなければならないと深く反省しているところです。
by STOCHINAI
| 2024-06-22 20:49
| 札幌・北海道
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