初めて見たオオウバユリ栄養生殖の芽

　去年の秋に庭で育っていたオオウバユリが花を咲かせ、種をまいて枯れてしまったのですが、枯れても抜かずに雪が降ってもそのまま放置していたところ、枯れた株があった場所を囲むように比較的大きめのオオウバユリの芽が5つも伸びてきていてびっくりしました。

　私の知識では、オオウバユリは花を咲かせて種をまくとともに枯れて（死んで）しまうというものでしたが、ここに出てきた芽を見ると、種から出てきたものにしては大きすぎますし、この環状に配置した生え方を見ると、元の株の周りに栄養生殖的に出てきたような気もしたので、調べてみました。すると、なんということでしょう。オオウバユリは種で殖える以外にも（ユリですから）鱗茎の一部から新しい植物体が生えてくるという栄養生殖もあり得るということを知りました。

　今まで、たくさんのオオウバユリを見てきましたが、栄養生殖で殖えたようなものを見たことがなかったので、この「発見」にはほんとうにびっくりして、ちょっと興奮すらしてしまいました。我が家の小さな庭にも大自然の営みがあるのだという感動もありました。

　私の知っているオオウバユリは比較的まばらに単独で生えているものばかりでしたので、この一か所から5つもまとまって生えてきた場合はどのようになるのか興味があります。

　というわけは、また何年か、かかると思いますが、このまま育ててどうなるかを見てみたいと思います。

　濡れたオオウバユリの葉を見てわかるように、今朝も雨上がりの朝でした。

　朝は北海道の南半分が雲に覆われていました。

　気温は昨日よりはマシでしたが、寒めの朝でした。

　オオウバユリの近くではヒアシンスもツボミをつけていました。

　モクレンの花も開きそうです。

　セリの芽も出てきています。

　今日は日差しは昨日よりも少なめで、

　最高気温も昨日より低く、寒めの一日でした。

　それでも夜は暖かめで、

　雨雲もなくなっていますので、

　明日は春らしくなるのかもしれません。

　いちおう、最高気温を21℃と出している予報サイトもあります。

　「春よ来い♪」という気分になっているところです。