5号館を出て

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桜前線キャッチ

 今日もまた例の東京一日出張でした。ただし、今回は会議が2連発で、疲労困憊しながらようやく今日のうちに自宅にたどり着けました。

 会議の開始が1時だったので、その前に桜が満開だと聞いていた上野に行ってみました。駅のまわりにはあまり桜は見あたらなかったのですが、東京文化会館と国立西洋美術館の間を進んで行くと、生まれて初めてほんものの桜を見たような気がする光景に出会いました。
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 札幌にもソメイヨシノがないわけではないのですが、ほとんどがぽつりぽつりと単独で植えられています。他は葉も同時に出るヤマザクラが多いので、桜というものはそういうものだと刷り込まれています。この桜を見て春を迎えて育った人と、北海道の人間が春に対する感覚が違う理由が初めてわかったような気がしました。

 ソメイヨシノ文化とヤマザクラ文化では人種が異なるくらいの差があるといいう説も、ほんとうかもしれません。

 さらに進むと、話に聞いていた桜のトンネルです。素直に感動。
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 今日は金曜日ですから、仕事が終わって花見というのもピークなのでしょう。新入社員とおぼしき二人が場所取りに疲れていました。
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 猫も、お花見料理のお相伴。
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 北海道から南下して桜前線を捕まえた一瞬でした。

 そして今、また雪のちらつく札幌に戻り、あと1ヶ月以上、しばしば連休には間に合わない前線の到着をゆっくりと待つ北国の春が続きます。
Commented by kitanomizube at 2006-04-01 05:39 x
ご無沙汰しております。
ソメイヨシノは、人の手によって作られた品種で、実は期限が新しく、明治初期か江戸末期だと言うことです。しかも自然には増えず、接ぎ木による増やし方しかできないのだそうです。だから、日本国中のソメイヨシノは自然に生えたものではなく、人為的に増やされたものなんですね。所謂クローン?なので、一斉に花開き、一斉に散る・・ぱっと散るので戦時中、都合よく解釈され、国中に広まったという説もあります。戦後の復興期に選ばれて植えられたのも、こうやって知られたからかもしれません。wikipedia等に詳しいです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ソメイヨシノ
だから、平安時代の文章に出てくるように、日本人が古来「桜」として認識してきたものは「山桜」かもしれませんね。
Commented by stochinai at 2006-04-01 18:13
 なるほど、良い話をありがとうございました。確かに、ソメイヨシノを見ていると落ち着かなくなる感じはありました。
Commented by 花見月 at 2006-04-01 22:03 x
高遠の桜と吉野の桜をいつか見に行きたいと思っています。
Commented by さなえ at 2006-04-02 07:26 x
毎年のように高遠の桜を見に行きます。こちらはコヒガンザクラで、ピンクが濃く、激戦だった城跡ですので、娘などは怖がっていきたくないといいます。満開の夜桜を見たことがありますが、あまいの怪しい美しさにどれほどの死体が根元に埋まっているかと思いました。桜が終わった直後も地面に一面の花びらが敷き詰められ美しいですよ。おまけにタダだし(笑)。
Commented by habichan at 2006-04-03 13:53 x
コメントありがとうございました。
近所の夜桜の写真をUPしました。(夜景モードで撮ったので、ちょっとピンボケですが)
by stochinai | 2006-03-31 23:43 | 札幌・北海道 | Comments(5)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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