2006年 07月 05日
ミサイル発射、ドイツ敗北、シャトル離陸
朝起きたら、テレビではどこのチャンネルでも北朝鮮がミサイルを発射したと大騒ぎをしていました。稚内の南西海上250キロとかなんとか言ってました。もし、それがほんとうなら石狩湾沖じゃないかと思いながら、もうちょっと頑張れば札幌まで届くということで、それは恐ろしいことだと思っておりましたが、昼過ぎにでたニュースの地図を見てみると、どこが「稚内沖」かという、東北北海道の西方500-700キロということになっていました。ここだと、日本の領海ですらないのかもしれません。
まあ、伝える方も動転していたと好意的に解釈してあげたいとは思うのですが、私は思わず空を見上げて「キューン」という音がしないかと不安になったものです。
午後になってもまだバンバン打ち上げているというようなニュースもはいっていますが、こんなに乱発して、しかも北朝鮮の近海に落ちているようでは、不良在庫品の一掃処分なのではないかと勘ぐってしまいます。世界中が大騒ぎをしているのに(していないのかなあ?)、それを尻目に次々にミサイルを発射するという神経も良く分かりませんが、あの国のことですから「現場」で打ちまくっている軍隊にはニュースが届いていないのかもしれません。
ピョンヤンには先日の金英男さんの記者会見のために、NHKをはじめ日本のマスコミが入っているという話も聞きますが、当然のことながら彼らからの情報は入ってきていないようです。
どうもまぬけな感じのする不発ミサイルという感じですが、当然「日本まで飛んできたらどうするんだ、あぶないじゃないか」という抗議はしなければいけないところですが、アメリカや日本の軍隊には、こういうミサイルを途中で打ち落とすような能力はないのでしょうか。もしも、あるのだったら、こちらからも撃ってみてもよかったのではないかという感想が出るほど、なんだか「のどかな感じ」がしてしまうというのは、あまりにも危機感がないでしょうか。
午後には新潟に入港しようとしていた、マンギョンボン号を追い返していわゆる「経済制裁」が始まったようですが、経済制裁で被害を被るひとと軍隊のアホどもにあまり直接の関係がないのだとしたら、制裁の力も弱いかもしれませんし、場合によっては逆にアホがいきり立つかもしれません。
結果的には大したミサイルではなかったことが証明されて良かったと思うのですが、それよりも朝起きたときには、さすがのスポーツ音痴の私でもドイツ・イタリアがどうなっていたかと気になっていたのでした。
ミサイル騒ぎの合間に何とか見ることのできたシーンは、延長戦の後半の終了1分前からのシュート2本だったようですが、これを見る限りではドイツは素直に負けを認めるしかないというほどのあざやかなものでした。両チームに力の差はなかったのでしょうが、最後の一分で体力と気力の差が出たということかもしれません。勝った方は良いでしょうが、負けたほうはしばらく立ち直れないですね。
でも、そのくらいやり抜いたら悔いもないかもしれません。実は、私はひそかにドイツを応援していたのですが、残念でした。次はフランスを応援することにします。
実はミサイル騒ぎに隠されてしまっていたものが、もうひとつあってスペースシャトルが1年ぶりに飛び立ちました。さすがに、こちらは不発ミサイルと違って力強く上がっていました。何度見ても、発射のシーンは感動的です。
当初、シャトルはアメリカ時間の1日に打ち上げる予定だったらしいのですが、現地の4日に打ち上げることになったのは最初から計画的だったような気配があります。何せ、7月4日はアメリカの独立記念日です。アメリカでなくても、そういう日に国民が自国を誇りに思うようなイベントをやるというのは定番のはずです。
ましてや人気が最低の落ち目にあるブッシュさんのことですから、なんとか独立記念日に打ち上げてくれとNASAにお願いしても不思議はありません。しかし、北朝鮮のミサイル騒ぎはそれを打ち消してしまったのですから、今度はブッシュ・アメリカが北朝鮮を空爆しても知りませんよ。
こうして大騒ぎを見ていると、実はやっぱり北朝鮮をイラクの次の戦場にしようとする動きがあるということも現実味がないわけではないと思われます。しかし、こんな近くが戦場になってしまったら日本もタダではすまないでしょう。韓国はもろに戦場になると思います。たとえ短期で終わると考えていても、ベトナムやイラクを見ればわかるように体制をひっくり返そうとしている戦争はそうそう終わるものではありません。
たとえ連合国対北朝鮮だとしても、こんなところでの開戦だけは、日本が身体を張ってでも阻止すべきだと思います。
まあ、伝える方も動転していたと好意的に解釈してあげたいとは思うのですが、私は思わず空を見上げて「キューン」という音がしないかと不安になったものです。
午後になってもまだバンバン打ち上げているというようなニュースもはいっていますが、こんなに乱発して、しかも北朝鮮の近海に落ちているようでは、不良在庫品の一掃処分なのではないかと勘ぐってしまいます。世界中が大騒ぎをしているのに(していないのかなあ?)、それを尻目に次々にミサイルを発射するという神経も良く分かりませんが、あの国のことですから「現場」で打ちまくっている軍隊にはニュースが届いていないのかもしれません。
ピョンヤンには先日の金英男さんの記者会見のために、NHKをはじめ日本のマスコミが入っているという話も聞きますが、当然のことながら彼らからの情報は入ってきていないようです。
どうもまぬけな感じのする不発ミサイルという感じですが、当然「日本まで飛んできたらどうするんだ、あぶないじゃないか」という抗議はしなければいけないところですが、アメリカや日本の軍隊には、こういうミサイルを途中で打ち落とすような能力はないのでしょうか。もしも、あるのだったら、こちらからも撃ってみてもよかったのではないかという感想が出るほど、なんだか「のどかな感じ」がしてしまうというのは、あまりにも危機感がないでしょうか。
午後には新潟に入港しようとしていた、マンギョンボン号を追い返していわゆる「経済制裁」が始まったようですが、経済制裁で被害を被るひとと軍隊のアホどもにあまり直接の関係がないのだとしたら、制裁の力も弱いかもしれませんし、場合によっては逆にアホがいきり立つかもしれません。
結果的には大したミサイルではなかったことが証明されて良かったと思うのですが、それよりも朝起きたときには、さすがのスポーツ音痴の私でもドイツ・イタリアがどうなっていたかと気になっていたのでした。
ミサイル騒ぎの合間に何とか見ることのできたシーンは、延長戦の後半の終了1分前からのシュート2本だったようですが、これを見る限りではドイツは素直に負けを認めるしかないというほどのあざやかなものでした。両チームに力の差はなかったのでしょうが、最後の一分で体力と気力の差が出たということかもしれません。勝った方は良いでしょうが、負けたほうはしばらく立ち直れないですね。
でも、そのくらいやり抜いたら悔いもないかもしれません。実は、私はひそかにドイツを応援していたのですが、残念でした。次はフランスを応援することにします。
実はミサイル騒ぎに隠されてしまっていたものが、もうひとつあってスペースシャトルが1年ぶりに飛び立ちました。さすがに、こちらは不発ミサイルと違って力強く上がっていました。何度見ても、発射のシーンは感動的です。
当初、シャトルはアメリカ時間の1日に打ち上げる予定だったらしいのですが、現地の4日に打ち上げることになったのは最初から計画的だったような気配があります。何せ、7月4日はアメリカの独立記念日です。アメリカでなくても、そういう日に国民が自国を誇りに思うようなイベントをやるというのは定番のはずです。
ましてや人気が最低の落ち目にあるブッシュさんのことですから、なんとか独立記念日に打ち上げてくれとNASAにお願いしても不思議はありません。しかし、北朝鮮のミサイル騒ぎはそれを打ち消してしまったのですから、今度はブッシュ・アメリカが北朝鮮を空爆しても知りませんよ。
こうして大騒ぎを見ていると、実はやっぱり北朝鮮をイラクの次の戦場にしようとする動きがあるということも現実味がないわけではないと思われます。しかし、こんな近くが戦場になってしまったら日本もタダではすまないでしょう。韓国はもろに戦場になると思います。たとえ短期で終わると考えていても、ベトナムやイラクを見ればわかるように体制をひっくり返そうとしている戦争はそうそう終わるものではありません。
たとえ連合国対北朝鮮だとしても、こんなところでの開戦だけは、日本が身体を張ってでも阻止すべきだと思います。
by stochinai
| 2006-07-05 22:15
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