5号館を出て

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札幌も猛暑

 朝から猛暑の神戸を逃げるように後にして、11時頃に千歳空港に着きました。意外なことに空港は雨に濡れており、さすが北海道と思わせる涼しさでした。空気がなめらかに喉に吸い込まれてくるこの感覚は、夏の旅行の終わりにいつも味わうことのできる北海道の素晴らしさです。

 ところが、この雨は千歳空港周辺の局地的なできごとだったようで、JRで札幌へ向かう途中からは雨の気配すらなくなり、札幌は出発した時と同じくカンカン照りの猛暑でした。

 今日の最高気温が30℃を越えると、8日連続という札幌としては記録的な真夏日の連続ということになるのですが、残念なことにというか幸いなことにというか、今日の最高気温は29.8℃でおさまり、8日連続の真夏日にはならなかったようです。もう、これで猛暑は終わる予感がします。

 そして、夜になると涼しい風が吹いてきます。昨夜は神戸で、真夜中になってもエアコンなしにはいられないという酷暑を味わった後ですので、外気温27℃は十分涼しく感じられます。

 神戸でも、普通の夏だったら夜寝る時にはエアコンを入れていても、何時間かしたらタイマーで切れるようにセットしておくのだそうですが、今年はタイマーでエアコンが切れたとたんに目が覚める暑さに襲われると言っておられました。私は、さすがにそれは少し話が誇張されているのだろうと割り引いて聞いていたのですが、恐ろしいことに昨夜それを実感してしまいました。

 寝ようと思ってホテルの部屋のエアコンを切ったところ、5分くらいで部屋全体がモアーっと暑くなってくるのです。正直言って、生命の危機を感じさえする感覚でした。これはあかんということで、慣れないエアコンをつけっぱなしにして寝てしまいましたところ、部屋は乾燥しすぎたようで朝起きたときには喉が痛くなっていました。これも危ない経験でした。

 現地の人は、温度を下げて湿度を下げない工夫をしているに違いないのですが、どうやってしているのでしょうか。北海道の寒さに対抗するにもちょっとしたコツがいるのですが、暑さやエアコンの使い方にもちょっとしたコツがいるのでしょうね。

 このまま地球温暖化が進行してさらに数度温度が上がると、力ずくで冷房するという今のやり方が使えなくなるのではないかという気もしました。街(都市?)の構造そのものを変えるようなことを真剣に考える必要が出てきている気がします。
Commented by rk at 2006-08-10 22:57 x
神戸出張お疲れ様でした。神戸在住の私たちも毎日暑さと戦っている・・・というか半分負けてる感じで、もう気持ち的にはやけくそになって耐えています。夜の暑さについては、人によって大分耐性が違うようです。家人はエアコンなんかなくても平気だといいます。私も省エネを考えてタイマーで何日かがんばったのですが、暑くて目が覚めるのがつらく、あっさり降参して今は一晩中つけっぱなしです。建物が昼間の熱を蓄積しているので、夜になってもあまり冷めないみたいなんですね。
期待に反して(?)先日の台風は近畿をかすめて行ってしまい、多少でも風雨に見舞われた地域(もちろん大変だったでしょうけど)がちょっぴりうらやましいです。
Commented by kitanomizube at 2006-08-11 05:52 x
冷房は考え直す時期だと私も感じていました。中の熱を外に出しているだけですよね・・愛知万博で提案されていたようですが、壁面や屋根に植栽して植物の力を借りるとか、縦穴のように土を使って断熱とかですかね・・真剣にやればできる技術レベルにはあると思うのですが、原発を使わせるために、電力に頼るつもりなんでしょうかね・・
Commented by stochinai at 2006-08-11 14:33
 rkさん、ヒトは中から発熱していますので、寒さに対しては「たくさん着る」ということでかなり対応できますが、すべてを脱いでもまだ暑いという状況に生物として対応ができなくなりますので、大変ですね。
 kitanomizubeさんもおっしゃっていますが、北海道だと今はかなり断熱性の高い家が造られるようになってきて、ロードヒーティングなどをしないのであれば、家一軒あたりの石油の消費量は随分と抑えられるようになってきています。南の夏対策としても断熱住宅を真剣に考えるべき時代になってきたと思います。
 しかし、今すぐ断熱住宅を造るのは大変ですが、例えば建物や周辺に水をまくのと、クーラーの電気代とどちらが高いのでしょうか。散水して気化熱で家を冷やすということも意外と経済的な方法だったりしないのでしょうかね。
 いずれにしても、暑いのは大変です。お気をつけてお過ごし下さい。
Commented by fromTokyo at 2006-08-11 15:15 x
東京の33℃の室内からこんにちは。「すべてを脱いでもまだ暑いという状況に生物として対応ができなくなりますので」への対案として作られた「空調服」(URL参照)を着て、冷房無しで過ごしています。中々快適。寝るときには着られないのが残念ですが。(回し者ではありません、念のため)。北大は、特に農学部・理学部方面は緑が豊富で、涼しそうに見えますね。
Commented by stochinai at 2006-08-11 17:14
 おお、これはおもしろいですね。服につけていると、いろいろと不便なので取り外し可能というか、腹巻きのようなものを開発するともっと売れるんじゃないでしょうか。そのうち、水冷のジャケットとかも出てきそうな気がします。
Commented by ぢゅにあ at 2006-08-11 23:11 x
空調服なんてのがあるんですね。同じく東京在住の友人は「竹シーツ」とアイスノンで夜は快眠(もちろん冷房なし)と言ってました。私は知らないですが、ひやっとして気持ちいいらしいですよ、竹シーツ。
Commented by stochinai at 2006-08-12 14:21
 エアコンがない、あるいは高くて買えない時代はほんとうにいろいろな工夫をしていたのだと思います。そのうちに電気代が食費よりも高くなってくると、また工夫する人がふえるかもしれませんが、今は無理のようですね。ガソリンにしても電気代にしても携帯料金にしても、高い高いと言いながら払える人が多いうちは、何も変わらなさそうです。
Commented by 佐藤秀 at 2006-08-12 15:55 x
>慣れないエアコンをつけっぱなしにして寝てしまいましたところ、部屋は乾燥しすぎたようで朝起きたときには喉が痛くなっていました。

設定温度を28℃くらいにしておけば、それほど乾燥しないと思います。それからバスルームのタブに水を入れっぱなしにしてドアを開けておくとか。
Commented by stochinai at 2006-08-12 16:20
 ありがとうございます。今度からそうします。
by stochinai | 2006-08-10 21:24 | 札幌・北海道 | Comments(9)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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