2006年 08月 19日
土曜日の庭
今年の春にフジの花がたくさん咲いたのですが、なんと豆がぶら下がっています。種を収穫する楽しみがふえました。

7月に発見したドングリの赤ちゃんのうち、少なくとも1個は無事にすくすく育っているようで。傘から実がのぞき初めています。これも、成長が楽しみです。

私の趣味のひとつに、あちこちから植物の一枝を頂いてきて、水に挿して根が出たら植えるというきわめてずぼらなクローン作成があるのですが、今年はゲンペイウツギとウツボカズラに挑戦しています。そう言えば1週間前にお見せしたクレロデンドルムは、昨年の作品で、おなじエントリーでご紹介したムクゲも5年ほど前の作品です。
この水挿しは、挿し木技術としては邪道なのかもしれませんが、気が短い私としては土に挿して根が出ているのかどうかがわからないという状況には耐え切れないので、もっぱら水に挿して毎日のように根の出るのを観察するのが楽しみです。
さて、この水挿しなのですがなんの技術もいらないかわりに、結果はかなり不安定です。今回もほぼ同じ状態のウツギの枝を3本水に挿しておいたのですが、見事に3様の結果になりました。

挿し木からうまく根が出る時には、だいたいのケースにおいてカリフラワーのようなカルスが形成されて、その中から根が生えてくることが多いのですが、そのカルスがとても良くできる枝とほとんどできない枝があるのです。今回も左端のようにわさわさとカルスができているものと、右端のようにほとんどできなかったものがあります。植物体自体はどちらも元気そうで、水は同じように良く吸い上げているのにこの差が出てきています。園芸屋さんには、根を出すためのホルモン剤などが売られていますので、そういうものの差があるということなのでしょうか。良く分かりませんが、不思議な現象です。
さて、こちらはなかなか根がでなかったウツボカズラです。根が黒いので、最初はカビでも生えてダメになったのかと思っていましたが、どうやら大丈夫のようです。

庭でごそごそとやっていたら、網戸の向こうからネコが不審そうな顔をして見張っていました。

網戸ネコです。
【追記】
そういえば、フジの木もドングリの木も拾ってきた種から育てたものでした。時間はかかりますが、まったくお金のかからない趣味ですね。


この水挿しは、挿し木技術としては邪道なのかもしれませんが、気が短い私としては土に挿して根が出ているのかどうかがわからないという状況には耐え切れないので、もっぱら水に挿して毎日のように根の出るのを観察するのが楽しみです。
さて、この水挿しなのですがなんの技術もいらないかわりに、結果はかなり不安定です。今回もほぼ同じ状態のウツギの枝を3本水に挿しておいたのですが、見事に3様の結果になりました。

さて、こちらはなかなか根がでなかったウツボカズラです。根が黒いので、最初はカビでも生えてダメになったのかと思っていましたが、どうやら大丈夫のようです。


【追記】
そういえば、フジの木もドングリの木も拾ってきた種から育てたものでした。時間はかかりますが、まったくお金のかからない趣味ですね。

お正月の飾り松が、水のなかで根を出していたことがありました。まさか松の木を鉢植えにするわけにもいきませんし。
せんだって、お墓のトラノオが花筒のなかで、やはり根を出し、新芽まで水につかりつつ出ていました。
枝の状態と外の条件が会った時に根を出すのでしょうね。
せんだって、お墓のトラノオが花筒のなかで、やはり根を出し、新芽まで水につかりつつ出ていました。
枝の状態と外の条件が会った時に根を出すのでしょうね。
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もったいないですよ。松の木の鉢植えなんて、おしゃれじゃないですか。手をかければお宝の盆栽に育つかもしれません。
そうなんです。水挿しって、要するにただの放置なので、意図していなくても忘れた頃に見てみると根が出ていることも多いので(^^;)。
そうなんです。水挿しって、要するにただの放置なので、意図していなくても忘れた頃に見てみると根が出ていることも多いので(^^;)。
by stochinai
| 2006-08-19 16:20
| 趣味
|
Comments(2)