2006年 10月 17日
北海道はこれでいいのか!
いきなり、こう言われてしまうとムッとして「これでいいのだ」と返事してしまいそうな強い表現ではありますが、副題にあるように確かにすっきりと終わったとは言い難い道警の裏金問題のことだと言われると、北海道民のひとりとしては反論できないところがあります。
不思議なことに、この件では道警を追いつめていたはずの道新がいつの間にか道警に脅され、名誉棄損で民事訴訟を提訴される立場になってしまっているのをご存じだったでしょうか。ところがその裁判もちょっとおかしく、訴えられるもとになった本、旬報社の『警察幹部を逮捕せよ! 泥沼の裏金作り』を書いた時に共著者だった大谷昭宏さんや宮崎学さんは提訴から外されて、道新の記者と北海道新聞だけが提訴されるという不思議な裁判になっています。名誉毀損とされた本はもうひとつ、講談社の『追及・北海道警「裏金」疑惑』というのがありますが、こちらは道新の取材班だけで編集されたものです。
普通なら、訴えられなかったらラッキーと思うのかもしれませんが、そこはジャーナリストですから、訴えられなかったことは恥でもあり、また訴えなかったということの背景にあるドロドロしたものも許せないということになります。そこで、大谷さんと宮崎さんは元道警幹部を名誉毀損で逆告訴することにしたそうです。そのあたりの事情はこの記事に詳しく書かれています。
そして、この度北海道まできて、この幹部を訴えるについての詳細の発表と、それまでの事情の解説、さらには今裏で取り引きされようとしている道新と元道警幹部との「取り引き」を暴露しようということのようです。そのこともここにある程度詳しく書かれてあります。
サンデープロジェクトの田原総一朗さんも番組終了後にかけつけて、基調講演をすることになっているので、北海道ではなかなかお目にかかれない生の内幕暴露がたっぷりと聞けることと思います。
詳細は、こうなっています。
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北海道はこれでいいのか!『道政・道警・裏金報道』を考える集い
日時: 10月29日(日曜日)午後6時
場所: かでる2・7「かでるホール」
札幌市中央区北2条西7丁目
基調講演: 田原総一朗(ジャーナリスト)
パネルディスカッション: 山口二郎(北海道大学大学院教授)
原田宏二(元北海道警釧路方面本部長)
宮崎学(作家)
大谷昭宏(ジャーナリスト)
コーディネーター: 市川守弘(弁護士)
入場料: 1,000円
お問い合わせ: 10.29北海道を考える集い実行委員会
(TEL. 011-272-0500)
参考URL
http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000002076
http://homepage2.nifty.com/otani-office/column/ot_018.html
http://homepage2.nifty.com/otani-office/column/ot_019.html
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この件に関しては、上の参考URLにもあるオーマイニュースの記事「被告と原告の“手打ち”を許さない 道警裏金本訴訟で、大谷昭宏氏らが逆提訴へ」に詳しく書かれています。
参考URLの記事を読んでいると、下手な映画よりもはるかにエキサイティングです。我々道民の税金が長年にわたって道警の裏金作りでどこへ行ったのかわからない状況だったことは道警自身も認めており、いくらかは返金したという事実がありながら、それを暴露した記者や新聞社、ジャーナリストを民事とはいえ、名誉毀損で慰謝料600万円の支払いや書籍の廃棄、謝罪記事の掲載を求めたというのですから、その元幹部はものすごい神経の持ち主です。
しかもここへきて、大谷さんや宮崎さんが動き出したことと関係があるのかもしれませんが、道新と元道警幹部が「手打ち」をするのではないかという情報が大谷さんの取材でつかまってきているようなのです。
そのあたりのことも含めて、テレビや報道さらにはネットですらもなかなか公表できない情報も明かされる可能性がある、スリリングな企画になりそうな気がします。
それにしても、どうした道新!。
普通なら、訴えられなかったらラッキーと思うのかもしれませんが、そこはジャーナリストですから、訴えられなかったことは恥でもあり、また訴えなかったということの背景にあるドロドロしたものも許せないということになります。そこで、大谷さんと宮崎さんは元道警幹部を名誉毀損で逆告訴することにしたそうです。そのあたりの事情はこの記事に詳しく書かれています。
そして、この度北海道まできて、この幹部を訴えるについての詳細の発表と、それまでの事情の解説、さらには今裏で取り引きされようとしている道新と元道警幹部との「取り引き」を暴露しようということのようです。そのこともここにある程度詳しく書かれてあります。
サンデープロジェクトの田原総一朗さんも番組終了後にかけつけて、基調講演をすることになっているので、北海道ではなかなかお目にかかれない生の内幕暴露がたっぷりと聞けることと思います。
詳細は、こうなっています。
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北海道はこれでいいのか!『道政・道警・裏金報道』を考える集い
日時: 10月29日(日曜日)午後6時
場所: かでる2・7「かでるホール」
札幌市中央区北2条西7丁目
基調講演: 田原総一朗(ジャーナリスト)
パネルディスカッション: 山口二郎(北海道大学大学院教授)
原田宏二(元北海道警釧路方面本部長)
宮崎学(作家)
大谷昭宏(ジャーナリスト)
コーディネーター: 市川守弘(弁護士)
入場料: 1,000円
お問い合わせ: 10.29北海道を考える集い実行委員会
(TEL. 011-272-0500)
参考URL
http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000002076
http://homepage2.nifty.com/otani-office/column/ot_018.html
http://homepage2.nifty.com/otani-office/column/ot_019.html
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この件に関しては、上の参考URLにもあるオーマイニュースの記事「被告と原告の“手打ち”を許さない 道警裏金本訴訟で、大谷昭宏氏らが逆提訴へ」に詳しく書かれています。
参考URLの記事を読んでいると、下手な映画よりもはるかにエキサイティングです。我々道民の税金が長年にわたって道警の裏金作りでどこへ行ったのかわからない状況だったことは道警自身も認めており、いくらかは返金したという事実がありながら、それを暴露した記者や新聞社、ジャーナリストを民事とはいえ、名誉毀損で慰謝料600万円の支払いや書籍の廃棄、謝罪記事の掲載を求めたというのですから、その元幹部はものすごい神経の持ち主です。
しかもここへきて、大谷さんや宮崎さんが動き出したことと関係があるのかもしれませんが、道新と元道警幹部が「手打ち」をするのではないかという情報が大谷さんの取材でつかまってきているようなのです。
そのあたりのことも含めて、テレビや報道さらにはネットですらもなかなか公表できない情報も明かされる可能性がある、スリリングな企画になりそうな気がします。
それにしても、どうした道新!。
by stochinai
| 2006-10-17 20:46
| 札幌・北海道
|
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