視点・論点「まん延するニセ科学」 （【追記】ドクター菊池の大発明）

　先日、わざわざ北海道まで来ていただきＣｏＳＴＥＰの講義や、こ～すてっぱ～達との懇談をしてくださった、大阪大学の菊池誠さんがＮＨＫの視点・論点に出演して「まん延するニセ科学」というトークを１０分間なさったそうです。

　本人がご自分のブログで見逃したと言っているくらいですから、私が見ているわけもありません。

　しかし、ありがたいことにヨーツベ（ＹｏｕＴｕｂｅのことをこう言うことがあるらしい）にアップされております。本人は決して抗議しないと思いますが、遅かれ早かれＮＨＫからの抗議によって消えるものと思われますので、急いで見て下さい。

　ビデオＮＨＫ　視点・論点「まん延するニセ科学」

　もしもこれを消さなかったら、私はしばらくはＮＨＫの受信料の年間一括払いを続けたいと思います。

　それにしても、本人もおっしゃるようにあの早口の菊池さんが噛んで含めるように、ゆっくりと話されているのはちょっと痛々しい（？）感じもあります。そのせいか、左手にフラストレーションが現れています。

　しかし、このような真面目で地道な活動も必要なのだと思います。

　お疲れさまでした。

【追記】
　１２月２２日発表のニュース「大阪大、まん延するニセ科学を見分ける機器開発」によれば、菊池さんは「長年の研究を通じて、『水を凍らせるとき、ちゃんとした科学理論を聞かせてやると美しい結晶に、ニセ科学では醜い結晶に育つ』ことを突き止めた。特に『A型血液の人物が語りかけながら冷凍した場合は判別精度が上がる』現象を応用し、誤認率0.001%と非常に信頼性の高い計測システムを実用化することに成功したという」ことです。

　これで、ニセ科学との闘いに終止符が打たれますね(^_-)-☆。