2006年 12月 25日
パワーポイントの簡単キー操作
今やプレゼンをするのに、100人のうち95人くらいはパワーポイントを使っているのではないかと思いますが、「キャズムを越えろ!」の和連和尚さんが、パワーポイントを使ったプレゼンを見ながらイライラしている様子が伝わってきて、思わずうなずいてしまうエントリーを書いておられます。
私とて、それほどのパワーポイントの使い手というわけではないのですが、常日頃他の人のプレゼンを見ていて、イライラ・ジレジレ・オイオイという気分になることが多いので、このエントリー「たったの5つ! これだけは覚えておきたいCoolなプレゼンのためのショートカット・キー(MS PowerPoint用)」には大共感でした。
ここに書かれているのは、まさに技と呼ぶに値することばかりなのですが、ここにも書かれていない初歩の初歩、スライドを送ったり戻したりが矢印キーでできるということを知らない人もたくさんいるので泣けてきます。
一枚スライドを戻すのさえも、マウスでメニューを出して「よっこらしょ」とやっているのを見ると、どんなに素晴らしいプレゼンを聞かされている時でも、冷めてしまうものです。厳しいプレゼンの最前線では、ソフトの操作でもたついた時点で鐘が一つ鳴っておしまいです。
そこで、紹介されているどれもがスゴイ技なのですが、取りあえずのお勧めは次のものです。
確かに、途中からスライドを始めようとして、ファイルメニューからスライドショーの実行をクリックして、一枚目に戻ってしまう人って多いですよね。画面の下にある、小さなアイコンをクリックし損なう人もいます。シフトF5で、選択したスライドから始まるのはスマートでオシャレです。ちなみに、ただのF5は1枚目からのスタートになります。
これを使った人はまだ見たことはありませんが、意外とカッコ良いものだと思います。画面を真っ黒にするのがBだとは知っていたのですが、元に戻すのがWだとばかり思っていました。元に戻すのは任意のキーだったのですね。Bが暗転、Wが明転、任意のキーでスライドに戻るです。とてもわかりやすいです。
これも、なかなかカッコいいです。ペンでうまく字や線は書けませんが、画面に汚い軌跡が残りますので、注目してもらうにはとても強い効果があります。
このくらいを使いこなすだけで、パワーポイントの印象は30%~50%アップするのではないでしょうか。
ちなみに、私は最近こんな小道具を手に入れて楽しんでいます。要するにレーザーポインター付きの無線マウスなのですが、パワーポイントの開始(F5)と終了(Esc)、ページ送りと戻し(矢印キー)、そしてあまり実用的ではありませんがマウスの移動のためのジョイスティックと右クリック、左クリックボタンのついた小物です。
これを持っていると、いちいちコンピューターのところまでもどって、マウスでコチョコチョを繰り返しすことなく講義を進めることができます。今のところは物珍しさもあって、学生の気を惹くことに成功していますが、こういう小物を使う時には操作にとまどったりすると逆効果になるので、しっかりと使いこなせるようになる前にデビューすることだけは避けたほうがよろしいようです。
私とて、それほどのパワーポイントの使い手というわけではないのですが、常日頃他の人のプレゼンを見ていて、イライラ・ジレジレ・オイオイという気分になることが多いので、このエントリー「たったの5つ! これだけは覚えておきたいCoolなプレゼンのためのショートカット・キー(MS PowerPoint用)」には大共感でした。
ここに書かれているのは、まさに技と呼ぶに値することばかりなのですが、ここにも書かれていない初歩の初歩、スライドを送ったり戻したりが矢印キーでできるということを知らない人もたくさんいるので泣けてきます。
一枚スライドを戻すのさえも、マウスでメニューを出して「よっこらしょ」とやっているのを見ると、どんなに素晴らしいプレゼンを聞かされている時でも、冷めてしまうものです。厳しいプレゼンの最前線では、ソフトの操作でもたついた時点で鐘が一つ鳴っておしまいです。
そこで、紹介されているどれもがスゴイ技なのですが、取りあえずのお勧めは次のものです。
(編集中に)SHFT+F5
○意外に知らない人が多い。今編集中のページからスライドショーを開始することができる。質疑応答などで編集画面に戻った際、速やかにスライドショーに復帰できる。画面左下のちいさいアイコンを苦労してクリックする必要は、今日から無くなる。
確かに、途中からスライドを始めようとして、ファイルメニューからスライドショーの実行をクリックして、一枚目に戻ってしまう人って多いですよね。画面の下にある、小さなアイコンをクリックし損なう人もいます。シフトF5で、選択したスライドから始まるのはスマートでオシャレです。ちなみに、ただのF5は1枚目からのスタートになります。
(スライドショー中に)B
○意外に知られてない。プレゼン中にスライドではなく講演者に視線を集中させたい際に使う。『さて皆さん、これらのデータを見て、どう感じましたか?』などと会場に問いかける時などに活用すると効果的だ。ちなみに適当なキーを押したりマウスクリックしたりすると解除される。同様にWキーだと真っ白の画面となる(White,Blackの略と覚えるとよい
これを使った人はまだ見たことはありませんが、意外とカッコ良いものだと思います。画面を真っ黒にするのがBだとは知っていたのですが、元に戻すのがWだとばかり思っていました。元に戻すのは任意のキーだったのですね。Bが暗転、Wが明転、任意のキーでスライドに戻るです。とてもわかりやすいです。
(スライドショー中に)CTRL+P
○ペンモードに切り替えることができ、マウス操作でスライドに手書きすることができる。これさえあればレーザーポインターいらずである。『えーここです、この部分』といってペンで丸囲いすることができるのだ。
これも、なかなかカッコいいです。ペンでうまく字や線は書けませんが、画面に汚い軌跡が残りますので、注目してもらうにはとても強い効果があります。
このくらいを使いこなすだけで、パワーポイントの印象は30%~50%アップするのではないでしょうか。
ちなみに、私は最近こんな小道具を手に入れて楽しんでいます。要するにレーザーポインター付きの無線マウスなのですが、パワーポイントの開始(F5)と終了(Esc)、ページ送りと戻し(矢印キー)、そしてあまり実用的ではありませんがマウスの移動のためのジョイスティックと右クリック、左クリックボタンのついた小物です。
これを持っていると、いちいちコンピューターのところまでもどって、マウスでコチョコチョを繰り返しすことなく講義を進めることができます。今のところは物珍しさもあって、学生の気を惹くことに成功していますが、こういう小物を使う時には操作にとまどったりすると逆効果になるので、しっかりと使いこなせるようになる前にデビューすることだけは避けたほうがよろしいようです。
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おが
at 2006-12-26 11:30
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便利な機能のご紹介ありがとうございます。早速Mac版(Office 2004) でも使えるか試してみました。
SHIFT+F5: 効きません。
数字+ENTER: OK
CTRL+[ or ]: 効きません。
F2: オブジェクトが消えます(涙)。
B,W: 任意のキーでスライドショーに戻れません。戻るにはマウスクリック。矢印キーなら前後に飛びます。
Command + P: スライドショー中のペンモード。MacではCTRLでなくCommandキー。
SHIFT+F5: 効きません。
数字+ENTER: OK
CTRL+[ or ]: 効きません。
F2: オブジェクトが消えます(涙)。
B,W: 任意のキーでスライドショーに戻れません。戻るにはマウスクリック。矢印キーなら前後に飛びます。
Command + P: スライドショー中のペンモード。MacではCTRLでなくCommandキー。
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yurara28 at 2006-12-26 12:58
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stochinai at 2006-12-26 21:34
おがさん。マック版では使えない情報だったようで、すみません。ウィンドウズ版でも古いパワーポイントだと使えないものもあるようです。いろいろと試してみると、隠しコマンドを発見できるかもしれませんね。
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stochinai at 2006-12-26 21:37
yurara28さん、コメントありがとうございました。こういうソフトは、ともかく「習うより慣れろ」的なところがありますので、友達同士でのディスカッションなどでもどんどん使って慣れておかないと、いざ本番という時には間に合わないことも多いものです。
健闘を祈ります。
健闘を祈ります。
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Wisdom96
at 2006-12-27 00:10
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これ知らないことが多かったです。自分はMac用のKeyNoteというプレゼンソフトを使っている5%の人間ですが(笑)、やってみると、WやBは使えました。他のコマンドも色々とやってみようと思います。普段は全く見ることもないマニュアルでも見ようかという気になりました。
この前、ある会で使う機会があったのですが、2台のプロジェクタで映し出したので、レンズ前に物を置いて隠すという超古典的作業ができず、黒くしたい場面で新しいスライドを創っていれたのがこれBを知っていれば・・・いずれにしても非常に有益な情報で助かりました。ありがとうございます。
この前、ある会で使う機会があったのですが、2台のプロジェクタで映し出したので、レンズ前に物を置いて隠すという超古典的作業ができず、黒くしたい場面で新しいスライドを創っていれたのがこれBを知っていれば・・・いずれにしても非常に有益な情報で助かりました。ありがとうございます。
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stochinai at 2006-12-27 20:34
すみません。おがさんがおっしゃるとおり、マック派を無視したエントリーになってしまっていました。プロジェクターの前に目隠しを置くというケースを良く見るのですが、いつか発火するのではないかとヒヤヒヤ思っています。WとBが使えただけでもかなり便利になりますね。お役に立てて幸いでした。
by stochinai
| 2006-12-25 23:43
| コンピューター・ネット
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