5号館を出て

shinka3.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

手にメモを書く若者

 最初に見たのは、1990年代の後半だったような記憶があります。最初に学生がそうしているのを見た時にはショックを受けたのですが、最近はかなり多くの人がそれをやるようになっています。というか、一時期に比べると減っているのかもしれないと思うこともあります。

 今は30代前半くらいの人でもする人がいるような気がしますが、年齢が上がっていくとともに、やらなくなるものなのかもしれません。

 確かに、手をメモ代わりに使うという発想は革命的というか、ペン以外はなにも道具を必要としないので、メモ帳としては最高のものなのかもしれません。人によって場所に微妙なこだわりがあるのかもしれませんが、多くの人は目に付きやすい左手の親指の甲側根元あたりや手の甲の真ん中、あるいは人目が気になる人は親指の内側根元付近に書く人が多いようです。

 ボールペンやサインペンで書きますので、お風呂にはいったりあるいはよほど一所懸命手を洗わない限り消えないと思いますし、一日以内にしなければならないことのメモとしては素晴らしいものと言えます。

 少なくとも我々が学生の頃にはよほどの変人でもなければ、そんなことをする人はいなかったと思います。いつ頃から広まったのでしょうか。最近はタトゥーを入れることにも抵抗のない若者も多くなっているようですが、この肉体メモに抵抗がなくなってきたことと、タトゥーの広まりとは関係があるのでしょうか。

 いろいろと疑問はあるのですが、ともかく手にボールペンやサインペンで字を書くという作業を見ていると、インクの中に含まれているであろう有機溶媒などの悪影響のことが気になっている私なのでした。(何か、悪影響を経験された方はいらっしゃいませんか?)
Commented by rabbitfootmh at 2006-12-29 01:08
つい最近、バイト先の某塾で小6の女児がやってるのを見て、私もびっくりしました。やはり、左手甲の親指側で、ボールペンのようでした。

私が子供の頃は、忘れ物常習犯の子が、「罰」として、手の平などに油性マジックで先生にメモ書きされたような記憶が・・・恥ずかしい思いをすれば、気をつけるようになるだろうということだったのでしょう。
Commented by killhiguchi at 2006-12-29 01:22 x
 私は今30代前半ですが、私が高校生のころは、そんなに広まってなかったと思います。1990年代前では、東京でも郷里でも珍しい行為だったと思います。
 ただ、部活動をやっていた演劇関係では、皆、特に裏方は、手にメモをしていました。その辺りから広まったのかも知れません。
Commented by M姫 at 2006-12-29 01:31 x
が~ん!体に悪影響だなんて考えてもみませんでした。
私も学生の頃は良く手をメモにしていました~。その頃はそれ以上にクロロホルムなどの有機溶媒まみれの生活だったのですけどね・・・。
そういえば最近は手をメモにしている人をあまり見なくなりましたね。

今は、忘れてはいけない事があったら、携帯から自分の職場のPCにメールを送っています。
Commented by ぜのぱす at 2006-12-29 09:00 x
もう、かれこれ二十数年前の話ですが、私の一学年下の女子学生が、同様に手にメモを書いていて驚いた記憶があります。稀だったのかもしれませんが、少なくとも、その位昔からそうする人達は存在しました。アメリカでも良くみますが、何故か全て女性で、男性がそうしているのを見たことがありません。
Commented by さなえ at 2006-12-29 09:09 x
よほどの変人のさなえです(^^)。たまに左手甲の真ん中に書いたりします。ダイコンとかね。メモだとどこかに紛れることもあるので、忘れてはいけないものは書きますねえ。
Commented by うに at 2006-12-29 10:33 x
東京出身40代ですが、小学校のころからやっていたような記憶が… 買い物に行く時に忘れないように、とか。試験の時のカンニングの手法としては常道だったようにも思います。よっぽど変人だったのかなあ、私のまわりの人たち。
Commented by habichan at 2006-12-29 11:12 x
40代、福岡県出身です。
高校の演劇部の先輩がよく手の甲に、マジックでメモしてました。
近所のおばさんに「そういうのは手のひらに書いたほうがいいよ」って
言われて、「手のひらだと忘れるので、甲なんです」と答えたら絶句された・・なんて話だけ覚えてます。
まあ、手にせりふを書くことはありませんでしたが・・・

自分自身は、中学生・高校生の頃は時々してたような気がします。
メモする適当な紙をもってなかったし。
今のようにかわいい手帳も売ってなかったし。
生徒手帳ってメモ欄なんてなかったし。

インクの害なんて考えもしませんでした。(~_~;)
Commented by MIZUKI at 2006-12-29 13:57 x
関東在住30代後半です。
小~高校生の頃、忘れ物を防ぐためのメモツールとして、たまに掌を使っていました。
しかし結局掌を見ないうちに手を洗ってしまってそのまま忘れて効果無し、でした。
逆に最近は携帯など別のメモツールが出来て掌を使うことはまずなくなったので、このIT化時代に掌が見直されているのは新鮮です。
やはりインクの害には思いが至りませんでしたが、既に我々の身体はボールペンのインクなど目ではないほどに毒されていると思うので、あまり気にはなりません。
Commented by stochinai at 2006-12-29 15:30
 う~ん、暇ネタのつもりで書いたら、意外と盛り上がりましたね(^^;)。コメントをお寄せ下さった皆さん、ありがとうございました。

 まとめてみますと、その起源は意外と古いもののようです。最初のうちは、うにさんがおっしゃるように「試験のカンニングメモ」として使われたというのは頷けますし、それなら私も記憶にあります。つまり、最初のうちはどちらかというと胸を張って使える技術ではなく日陰者だったので、それほど広まることはなかったのかもしれませんが、一部の方々の間では連綿と受け継がれてきたのでしょう。しかし、誰でもが普通にやるようになってきたのは、やはりそれほど古いことではないのかもしれません。そして、携帯が便利なメモ代わりに使えるようになってきて、下火になってきたというのもありそうなことです。
 こんなところでしょうか。
Commented by alchemist at 2006-12-30 14:23 x
昔、とある化学会社の事務職員さんたちが何かの用事で一日中マジックでポスター作っていたそうです。たまたま定期健康診断の日で、その会社では事務職員さんも有機溶剤の尿中代謝産物の濃度を測定していたそうで、現場のヒトは皆さん正常値なのに、事務職員さんだけが正常上限になってたとか。担当した医者が何でだろうと、不思議に思って調べたら、一日中皆さんでマジックを使っていたことが判って、多分その所為だろう・・・と。
経気道吸収よりは経皮吸収のほうが効率が悪いですし、一日中閉じ籠って書くマジックの量ほど手のひらにかけるワケもないし、書いた後は解放空間に出てゆくだろうし・・・まあ、大丈夫でしょう。
Commented by ヨシダヒロコ at 2006-12-30 18:35 x
すいません、30代頃までやっていて、塾なんかで「わたしと同じー」と高校生なんかに言われていました。今は、どうしても忘れちゃいけない用があるときにだけやってます。
by stochinai | 2006-12-28 23:03 | つぶやき | Comments(11)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


by stochinai