5号館を出て

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忘年会

 雪の少ない暖冬の札幌ですが、今日はさすがに冷えこんだ一日でした。最高気温もプラスにはならなかったようです。

 私は今日、今年最後の忘年会でした。年に2-3回しか会うことのない似たような年代が中心のメンバーの集まりだったのですが、まったく気を遣わずに飲み、語り、歌い、特になんということもなく別れ、また半年か一年後に会って同じように飲み、語り、歌うことになるでしょう。こういう仲間の存在はとても貴重なものだと、会うたびに思います。

 逆に、日常生活では、どんなささいなことでもすべてがどこかで利害につながっていることを認識する瞬間でもあります。

 別に同じ学校を出ているわけでもないのにもかかわらず、時代を共有していたということが、こんなにも強い同時代意識をもたらすことは、驚きでもありまた当然という思いもあります。不思議なことに国籍が違っても似たような気持ちが共有されていることもしばしば経験するところです。

 団塊からちょっと後の我々の世代も、そろそろ現役から引退し始める時期に差しかかり始まっています。まだ、誰も飲み会の席でそれを話題にすることはないのですが、間違いなく誰もがそのことを深層に抱きながら、飲み騒いでいるはずです。何年かしたら、生活が激変することになるはずなのに、それは会話の表層に出てきません。でも、それで良いのだと思います。今は何も語らずに、年を越しましょう。

 同世代の飲み会が落ち着くのは、共有しているものの強さなのかもしれません。確認しあうまでもなく「我々」と感じることのできる安心感は、いかんともしがたい共同体意識として、抵抗することとができないことに対する無力感とともに、言い知れぬ安心感も与えてくれるものです。逆にいうと、この意識が世代間の断絶を生む原因にもなるのかもしれませんが、とりあえず運命に乾杯しておきましょう。

 そして、良いお年をおお迎え下さいということでお開きです。

 このブログを読んでくださっているすべても皆様にも良い年が訪れることを心から祈っております。

 最後に、一昨日収穫したフジの種と、それに群がる我が家のネコの集合写真を貼っておきます。
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 良いお年をお迎え下さい
by stochinai | 2006-12-30 23:59 | つぶやき | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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